追悼ミック・カーン | makosanの な~んでもないブログ

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「な~んでもない」こと、時々「とんでもない」もあるかもしれませんが、あまり深く考えずに語っていきます!

すみません、もう10日前のことなんですが・・・、


仕事から帰ると、嫁さんが

「あ、そういえば誰かミュージシャンが死んだって新聞に載ってたよ。

ミック・カーンとかいう人。」

それを聞いて

「えっ、マジ?」

と驚き新聞を開くと小さく載ってました

「元ジャパンのベーシスト、ミック・カーン死去」と・・・、

がんを公表し、闘病の末の死でした。


みなさん「ジャパン」と聞くと何を連想しますか?

もちろん意味は「日本」です。それ以外にありませんが、

“サムライジャパン”ですか?それとも郷ひろみの“ジャパ~ン!”ですか?

それともコミックの“じゃパン”?


僕にとっては「ジャパン(JAPAN)」と聞けば、1982年に解散したバンド

JAPAN

です!


「じゃあ、日本のバンドなの?」と聞きたくなるかもしれませんが、

イギリスのバンドです。

バンド名についてはあんまり深い意味もなく、なんとなく付けたと言われていますが、

結果的に、日本から火がつき、日本のアーティスト達(坂本龍一や土屋昌巳等)と深く

かかわることになったバンドです。


僕が洋楽に一気にのめりこんだ時にどうしても気になるバンドがありました。

それがジャパンでした。

もうそのときには解散して2年ぐらい経っていたんだけど、まず写真を見て

気になり、写真からこんな音を出すバンドかな?と予想していたのが本当に

そのままで、一気にのめりこんでしまいました。


なんでもない~とんでもない デビュー当時(左から二人目がミック)


なんでもない~とんでもない 最後のアルバムを出した頃(右から二人目がミック)
初めて画像をアップしてみました。

(意外と簡単にできますね)


5枚しかアルバムは出していないんですが、かなりのミュージシャンが影響を

受けています。詳しく知りたい方は申し訳ないですが自分で調べてね。


さて、ミック・カーンですが、彼はジャパンのベーシストでした。

ロック、ポップスといったジャンルではあまり使われないフレットレスベースという

ベースを使用し、まったく音楽理論を知らないまま、彼のなかから湧き出てきた

フレーズをベースで奏でる・・・ベースを弾いててミックのベースを聴いたことがない

人がジャパンの曲を聴くと、

「なんじゃぁこりゃぁ~!!!」

と、おそらくなると思います。


それぐらい独創的なベースでした。もちろん彼のベースがなければ、ジャパンの

曲も後世に残ることはなかったでしょう。


僕の好きなベーシストだと他に元ビートルズのポールマッカートニーがいますが、

(すみませんベーシストじゃないんで引き出しが少ないんですが・・・)

彼のベースが「歌うベース」だとしたら、ミックのベースは

「絡みつくベース」

っていうのかな~、決して心地よいメロディというわけでもなく、でも耳に残るフレーズ

が満載です。


あとミックの場合は、ビジュアルですね!まず“眉毛がない”これが基本です。

これに嫌悪感を示す方はもうだめですね。

「えっ!」と思うけど、これがはまってしまうとすげえかっこよく見えてしまうのが

不思議ですね~!

だからラルクアンシェルのHIDEが以前眉がなかった時も

「多分ジャパン好きなんだね~。」と抵抗なく受け入れられました。


なんでもない~とんでもない

ちなみにこの写真で着ているのはチャイナ服です。


書き出すと、ジャパンに関してはいくらでも書けてしまうので、長くなってしまいました。

今日はここでやめときます。


ここ10日間は久しぶりにジャパンのアルバム聴きまくってます。


天国でもフレットレスベースを奏でてください。合唱・・・・。