仕事から帰ったら、勝手口に枝がついたままの大量の枝豆があった。



何年か前に貰ったときは


私も一緒に枝から鞘をとった記憶があるが、



今の私はスルーする。


義母をスルーして、一切口を効かなくなってから1ヶ月以上になる。


まだまだ頭の中には脳内義母がいるが


実生活では、義母との接点は無くしている。


翌日、昼休憩時に帰った時、


見覚えのないタッパーが置いてあった。


枝豆だ。



子供がばーちゃんが持ってきたと言う。




私は、手をつけない。


触れないでおきたい。


そのままスルーしていた。



夕方帰った時、

枝豆のことが気になった子供が、

冷蔵庫に入れなくて大丈夫か

聞いてきた。



私は、触れたくなかったし


枝豆がどうなろうとどうでも良かった。



でも、今のままだと確実に食べれなくなる。



子供に


お願いとして


枝豆を冷蔵庫にしまってもらった。



枝豆には罪はない。



夕食後、枝豆の話を夫がして


食べると子供が言った。


でも、私はスルーした。


夫が冷蔵庫から出してきて


子供がつまんだ。


食べた感想は



しょっぱ過ぎ 



夫もつまんだ。



これは、かなりしょっぱいなー



子供が摘み続けていたが、数個食べたのち



やっば、もういいわ


と、枝豆を食べるのをやめた


夫が、


もったいないけど

これじゃ、食べられんな



ということになり




タッパーいっぱいにあった枝豆は



ゴミ箱へと消えた。



枝豆には申し訳ないが



枝豆がストレス与えていたことに気づいた。


枝豆もそうだが、

私にはプレッシャーとストレスになるものがもう一つあった。



空になったタッパーだ。



洗うのもゾワゾワした。



前までなら、拭いてから返しに行っていたが、

拭くのも躊躇われる。


結果、タッパーは自然乾燥され


翌日には乾いていた。



カウンターの隅に置いておいた。



それに気づいた夫が



これ、返すんか?


と聞いてくれたので




どーーか、

よろしくお願いします



と、丁重にお願いをした。



返しにいけと言われなくて



心からホッとした。