私が義母から3回目に叫ばれたあとだと思う




義父が体調不良を繰り返していた。


夏ほどでもないが、気温が高くなってきていた頃


義父は体感温度の調節と認識がトラブルを起こしていたようだ。


外は暑いくらいなのに、寒いといい、湯たんぽであったまる。


そして、熱が出てきてしんどくなる。


原因がわかるようになっていたので、まずそこを確認。


湯たんぽ取り上げ、アイスノンで様子見。



ある日


義父がまた熱出した!
血圧も高い!


義母が夫を呼びにきた。


この時の一つ前の体調不良時は、夫自ら私に同行を求め、救急へも同行を求められた。
テンパっている様子。


しかし、今回は来なくていいと言われた。


悩んだが、義父の様子は気になる。
(義父に関しては特に何もないため)


意を決して、夫と共に義父の元に向かった。


義母は義父の近くに座っていた。


義父はハーハー青白い顔で冷や汗もかいていた。
 


夫は医者でもないのに


自律神経がどうのこうのと言っている。
年寄りやから、体温調節ができんからやと言っている。


頻繁に体温と血圧を測ろうとする義父。


床に座っていたので、椅子に座ることを薦める私。


その横で、義母がギャーギャー騒いでいた。


目線の先は私。


息子でも義父でもなく


私の方を向いて大きな声で気色ばんだ様子で話していた。


以下聞くに及びでないが、


義母の言葉である。

そうよ!お義父さん!

椅子に座った方がいいって!
→私が椅子をすすめた後の言葉。


もう、そんなんしんでええやん!余計しんどーなるやん!なあ!
→血圧・体温を頻繁に測ろうとする義父に対してはなった言葉と、私への同調を求める「なあ」。


私もなあ、それよりもっと高いんや!他何ちゃらこうちゃら!

(聞くに及ばないから聞いてない)

→私が義父に向かって話しかけてる横で自分のことをだーっと話す義母



義母は私を見ていた。


義父がはぁはぁ言ってる横で、



血圧私の方が高い!等々


目を見開き、私に向かって一心不乱に話している



にわかに恐怖を覚えた私



うるさいが無視した。



ひたすら、義父の方だけ見る。


気色ばんで大きな声で私もなあ!と、


私に向かって喚く義母に気色悪さを感じながら、



ひたすら義父を見続け、義母の方はみなかった。



結局、義父は夫と義母に連れられ、救急へ行った。


同行を提案した私に夫はいいわと言い、私は自宅で待機することになったのだ。


あの時の義母を思い出すと、


本当に気持ち悪かった。


やっぱり、


最初から行かなければ良かったかもしれないと、後悔した。