千葉県聴覚障害者後援会
らいおんぐるーぷ施設訪問
/ Support Association for the Deaf
Visit to the Lion Group Facilities
*このページは日本語のみで提供しています。
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千葉聴覚障害者関連施設/らいおんぐるーぷマップ
2026年3月17日、千葉聴覚障害者センターの「新芽まつり」で、ろう重複障害者の施設見学ツアー(らいおんツアー?)に参加してきました~![]()
施設訪問ツアーということで、バスでの移動と思っていたのですが、施設はセンターから徒歩10分圏内にあり、当然、歩いての移動となりました。
12名ほど(?)の参加者、手話通訳者2名、聴覚障害のあるスタッフ(?)3名。
日差しが強かったので、私の日傘を共有したことで、市川から来たという聾の女性と、道すがら手話で交流もできたのも楽しかったです。私には片手の手話は難しすぎましたが… 「手話でコミュニケーションが取れる、このような施設は絶対必要だよね!」と、意気投合できたのも、嬉しかったです。
ろう重複障害者とは?/ 施設見学ツアーに参加して…
らいおん神明
これらの作品を作ったのは、どのような人と思われますか?
生活介護事業所・らいおん神明の施設の入り口に飾られていて、私が見入っていると、ろう盲障害を持つ男性のMさんが作ったと教えられました。
Mさんは、耳が聞こえず、狭かった視野も、徐々に失われていったとのこと。それなのに、好きな作品を作り続けているということで、ただただ驚きました。
彼のパワーに少しでもあやかりたいと、販売用に作られた作品を1つ購入しました。
売上から経費を引いた利益の半分が、直接、作った人の工賃になると聞いたので、ほんの僅かですが、彼の励みになればとも思いました。
実物は、長さ7.5㎝のクリップです。かわいい台紙に個別包装されていていました。
職員の方から、
「是非作者とお話してください」というようなことを言われました。
私は、「いったいどうやって??」と思いました。
よく見ると、彼は他の見学参加者と向かい合って座り、相手のそれぞれの手首を軽く握るなどして、相手の手話を理解してる様子です。
お話が終わり、いよいよ私の番で、ちょっとドキドキしました。本当に話が通じるのでしょうか。
職員の方から、
「まずお名前から」と言われ、手話で表現。
驚くことに、Mさんは、すぐに理解してくれました。
その後、「これらの作品を全てあなたが作ったのですか」と、私の不器用な手話で伝えると、彼は滑らかな手話で色々答えてくれました。
「以前は見えていたので、色などもわかる」と教えてくれた気がします。(私の手話の実力では、本当に読み取れたか確信が持てないのですが…![]()
「本当にすばらしいですね」と伝えるのがやっとでした。
ただ、盲聾の人とコミュニケーションがとれるなんて、想像もしていなかったので、手話の言語としての力を、改めて胸に刻みました。
↓生活介護事業所・らいおん神明
利用者:手話、触手話等をコミュニケーション手段とする聴覚障害者
*日常生活(食事・排泄・移動等)の困難に合わせて支援を受けることができる施設です。お散歩やゲーム、手芸など、個々のペースで、手話等を通して「楽しく」過ごせる環境を提供しています。
↓キッチンも備えた施設内/ 定員は20名とのこと
重度の障がい者も通われているので、サポートされる方は本当に大変と思いますが、皆さんの暖かい眼差しが印象的でした。
↓車椅子の利用者も使えるよう、段差をリフトで上がれるようにしたトイレ/
全面改築の場合、相当な費用がかかってしまうとのことでした。
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らいおん工房
ろう重複障害者と言われても、今一つ、ピンと来ていなかったのですが、耳が聞こえなくて、知的障害や身体障害を持っている人は、実際に存在するのです。彼らが使う言語は手話が多く、手話がわかれば話も弾みます。
らいおん工房の訪問では、馬の絵を描いている若者と会いました。「絵、上手だね~。馬が好きなの?」と聞くと、飛び切りの笑顔で「絵を描くのは大好きだし、馬も大好き」だと、手話を使って教えてくれました。その、ピュアでキラキラした目にやられました
今でも、あの笑顔が忘れられません。
他の通所者の方々とも、手話を使って話しました、草履なども練習して作れるようになったとか、ずっと作業をしていると疲れるので、草履作りの合間に絵を描いているとか、色々な工夫を教えてもらって楽しかったです。
人によるのかもしれませんが、もっと手話を使って、色々な人とコミュニケーションを楽しみたい通所者の方もいるのではと感じました。また、もし、少しでも手話を学んだことのある人は、見学会に参加したらきっと楽しく、もっと通所者の方を応援したい気持ちになると思いました。
もちろん、手話ができなくても、手話通訳の方がしっかりサポートしてくださるので、心配要りません。見学会は、誰にとっても意義深いものになると思います。
↓就労継続支援B型・らいおん工房
利用者:手話、触手話等をコミュニケーション手段とする聴覚障害者
*障害のため一般就労が困難という方に、働く場を提供しています。知識や能力の向上を目的とし、個別支援計画にそって作業訓練を行う場所です。
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らいおん千葉
お年寄りの聴覚障害者の方々とも交流しました。
職員の方が、季節ごとの行事など、施設の活動をまとめたビデオを見せていただいたのですが、笑顔があふれていて、暖かい気持ちになりました。
丁寧に作られて小物の販売もあり、お気に入りを購入したのですが、制作者の方と交流でき、楽しい時を過ごせました。
↓地域活動支援センター・らいおん千葉
利用者:主として聴覚障害者
*利用者が皆、自立した社会生活が営めるように、創作的活動の場を提供することにより、住み慣れた地域で安心して生活できる環境づくりを目指し、社会との交流の促進等に取り組んでいます。
施設見学会まとめ
施設見学で感じたのは、やはり手話というのは、大事な言語であるということです。耳の聞こえない人が、普通の障害者施設や作業所に通ったら、手話のできない聞こえる人とコミュニケーションを取るのは困難です。
ここでは「職員の方々の、本当に暖かいサポートのもと、皆さんが手話でコミュニケーションを取りながら、安心して活動できる場が提供されている」と実感できました。
もし施設が無くなってしまったらどうなってしまうのか。見学会を通して、自分事として考えられ、施設の継続のために、少しでも活動の支援ができれば…という気持ちを抱きました。
通所者の皆さんの作品は、売上から経費を引いた利益の半分が、直接、作った人の工賃になるということです。そういった事も含め、こういう機会がもっと増えると良いのではと思いました。
また、新芽まつりが行われた聴覚障害者福祉センターは、かなり交通の便の悪い場所にあります。もっと一般の人にも来場してもらえるような場所で開催されれば、聴覚障がい者の理解につながるのではと感じました。
支援の輪を広げるために
今回の見学会を通して、手話という言語を使う人達が、安心して暮らせる居場所の必要性を、改めて感じました。千葉県では、
社会福祉法人千葉聴覚障害者協会の後援会があります。
今回、一般の人も含め、多くの寄付を獲得するためにどうしたらよいかという視点で、以下のことを考えてみました。あくまで、個人的な考えです。
1. 定期的な見学会の開催の提案
実際に、見学会に参加し、本当に支援したいという気持ちが高まりました。ただ、見学会の情報は、たまたま手話サークルに参加していた時に知ったので、実際、年にどのくらい行われているのか、どこで情報を探せばよいかなど、ネットで調べても、なかなか見つけることができませんでした。
一般の人の中で、少しでも手話に興味がある人でも参加できるようになれば、もっと寄付も集まるのではと感じます。
2. ホームページについて
実は、今回の「第19回 新芽まつり」の情報をネットで検索したのですが、なかなか欲しい情報にたどり着けませんでした。第何回の開催かは、最初の検索ではわからなかったことも検索できなかった原因かもしれません。実際ヒットしたと思っても、前の年の情報などが出てきてしまい、残念でした。
ホームページなどの更新をこまめにすることも大切ですが、SEO対策(SEO=Search Engine Optimaization/検索エンジン最適化)などが十分か、チェックすることも必要かと思います。対策をしっかりと行っているサイトは、検索エンジンの上位に上がれるので、その辺の対策も必要と思います。
3.事業報告書について
寄付をしたいと思う時、その寄付がどのように使われ、どのように役立っているのか、会計報告も伴った事業報告書がしっかり公開されている団体は、信用があると思います。今回、施設見学会に参加して、特にらいおんぐるーぷの施設維持のために寄付金を使って欲しいと思いましたが、寄付金額の行き先の内訳はどうなっているのか。千葉県聴覚障害者協会のホームページで、何度か確認しようと試みたのですが、なかなか詳しいことがわかりませんでした。
私の調べ方に問題があるのかもしれませんが、一般の人が見て、すぐに事業報告・会計報告が把握できるホームページにする必要性を感じます。
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