恋はワンダフル!? | そして人生はつづく

恋はワンダフル!?

ハートフルなお勧め映画です。心が温まります。
アイルランドのキュートな“愛の神話”を見事に映像化しています。
恋はワンダフル!?
タイトル: 恋はワンダフル!?【字幕版】
1997/アメリカ・イギリス
監督 : マーク・ジョフィ
原作 : グレッグ・ディナー
脚本 : カレン・ジャンセン/ルイス・ノウラ
音楽 : ジョン・オルトマン
撮影 : エレリー・ライアン
編集 : ポール・マアーティン・スミス
プロダクション・デザイン : マーク・ジェラフティ
衣装 : ハワード・バーデン
製作総指揮 : ティム・ビーヴァン/エリック・フェルナー
出演 : ジャニーン・ガラファロ/デイヴィッド・オハラ/マイロ・オシェイ/デニス・リアリー/ジェイ・O・サンダース/ポール・ヒッキー/マリア・ドイル・ケネディ/サフロン・バロウズ/ロザリーン・ラインハン/オリヴィア・キャフリー

◆ボストンで上院議員秘書を務める30女のマーシー・ティザード(ジャニーン・ガラファロ)は、選挙戦で非常に不利な状況のジョン・マグローリー議員(ジェイ・O・サンダース)と参謀(デニス・リアリー)の要請を受けて、アイルランドの片田舎にある小さな町バリナモアを訪れた。アイルランド系有権者の票を集めるため、マグローリー姓のルーツを探しにきたのだ。ところが町は年に1度の「お見合いフェスティバル」の最中。近隣から独身男女が集まり、ホテルはどこも満室状態。ひどく狭い部屋に押し込められた彼女は、勝手にバス・ルームを使っていたショーン・ケリー(デイヴィッド・オハラ)と出会う。元新聞記者で、今はホテルのバーのバーテンという彼に手伝ってもらいながら情報を集めるが、アメリカ人女性が珍しいのか求婚者が集まるばかり。お見合い仲介人のダーモット(マイロ・オシェイ)の勧めでアラン諸島の古老を訪ねてみても収穫はない。そのかわり、ショーンといい仲になってしまった。だが彼にはモイラ(サフロン・バロウズ)という妻が……。傷心の彼女に追い打ちをかけるように、議員本人が乗り込んできた。「デッチアゲでもいいから祖先を用意しろ」というのだが……。

アイルランドの田舎町を舞台にした、ラブリーなロマンチック・コメディ。

冒頭は最近流行りの“選挙モノ”みたいだが、舞台はすぐにアイルランドのへんぴな町。風光明媚な自然や、そこに住む人々の生活風景も楽しめる、ゴキゲンな恋愛喜劇だ。原題は「結婚仲介人」。かつては一生未婚で過ごす人も多く、晩婚も常識だったというアイルランドで、男女を結びつけることに喜びを見出てきた老結婚仲介人であるダーモットが、物語の隠れた主人公なのである。彼を演じるのは『カイロの紫のバラ』『ドリームチーム』などのマイロ・オシェイ。彼が演じる、老体にむち打っての結婚仲介への情熱が、最後の最後で泣かせてくれます。ヒロインは『ロミーとミッシェルの場合』『コップランド』『ムーンライト・ドライブ』のジャニーン・ガラファロ。彼女に巻き込まれていくのがアイルランドきっての若手実力派、『ブレイブハート』『デビル』のデイヴィッド・オハラだ。デッチアゲのルーツとなる家族の描写はちょっとひどい差別ネタだが(確かに笑えるのだが)、田舎町で繰り広げられるドタバタしたお祭り騒ぎをほのぼの楽しみたい娯楽作だ。