オープニング・ナイト | そして人生はつづく

オープニング・ナイト

カサベテス監督が公開を拒否していたために、 長い間お蔵入りになっていた作品。

1988年のニューヨーク映画祭で上演されるや大反響を巻き起こし、 カサベテス再評価のきっかけとなった。

大好きで憧れのカップル、ジーナ・ローランズ、ジョン・カサヴェテス!(劇中劇で唯一"夫婦役"としての共演。)

ショービジネス界に生きる女優の愛と孤独を万雷の拍手が包み込むー。

その背景には、壮絶な女優の自分との戦いがあった。

とにかく主演のジーナ・ローランズが素晴らしい!!

アルモドバル「オール・アバウト・マイ・マザー」(98)はこれを下敷きにしている。

オープニング・ナイト

タイトル: オープニング・ナイト

1978/アメリカ

監督 : ジョン・カサヴェテス
製作 : サム・ショウ
脚本 : ジョン・カサヴェテス
撮影 : アル・ルーバン
音楽 : ボー・ハーウッド
編集 : トム・コーンウェル/アル・ルーバン

出演 : ジーナ・ローランズ/ ジョン・カサベテス/ ベン・ギャザラ/ ジョーン・ブロンデル/ ゾーラ・ランパート/ シーモア・カッセル/ ピーター・フォーク

 

舞台の名女優マートルは“老い”をテーマにした新作『二番目の女』に取り組んでいた。ある夜の公演後、群がるファンをかき分け彼女にすがりつく熱狂的なファンの少女に出会う。少女は「アイ・ラヴ・ユー」を繰り返しながらマートルの車を見送った直後、対向車に跳ねられ即死する。以来、マートルは死んだ少女の幻覚を見るようになり、精神に変調を来たし始める。ブロードウェイ初日の晩、遂にマートルは失踪してしまう。

名女優ジーナ・ローランズが「こわれゆく女」に続いて、精神的バランスを崩したひとりの中年女性の苦悩を見事に熱演。彼女自身の実生活とヒロインの役柄を重ね合わせながら、女優としての生き様を鮮烈に体現している。1988年、N.Y.の映画祭で上映され大反響を巻き起こした、カサヴェテス監督再後期の傑作!
1978年 ベルリン国際映画祭女優賞受賞