非情の罠 | そして人生はつづく

非情の罠

巨匠スタンリー・キューブリックの幻の初期作品。
低予算の中で凝りまくった映像と、しがない男女のふれあいが切なく描かれている。

光と影の演出はモノクロならではの技アリ。

タイトル: 非情の罠
1955/米
監督;脚本;撮影;編集 : スタンリー・キューブリック
制作 : モリス・ブーゼル
共同脚本 : ハワード・O・サックラー
音楽 : ジェラルド・フリード
出演 : フランク・シルヴェラ/ジャミー・スミス/アイリーン・ケイン

◆舞台はニューヨーク。底辺でもがき苦しみながら人生を送っていたボクサーは、ギャングのボスからナイトクラブのダンサーを守ったことから命を狙われるようになり…。うらぶれたボクサーが、向かいのアパートに住む女を情夫の手から救い出そうとする。

カメラマンあがりのキューブリックが、映画監督として世界中にその名を知らしめた記念すべき長編第2作。
特にマネキン倉庫で迎えるクライマックス、無数のマネキンに囲まれたまま繰り広げられる格闘シーンなどは、ちょっと他では見られない特異な画面、その後の映画に多大な影響を与えた。