ラ・パロマ
不思議の惑星へようこそ。
ひたすら幻想的で、不思議な空気感のある、退廃的な美学が癖になる映画。
1974/スイス=仏
監督・脚本: ダニエル・シュミット
撮影: レナート・ベルタ
音楽: ゴットフリード・ヒュンスベルク
出演: イングリット・カーフェン/ペーター・カーン/ペーター・シャテル/ビュル・オジェ
◆富豪の息子イジドールは、余命いくばくもない高級キャバレーの歌姫ラ・パロマと結婚する。次第に病気が回復したパロマは、イジドールの友人ラウルと激しい恋に落ち、ラウルが去ったのち、彼女は衰弱して死ぬ。パロマが死んで3年、イジドールは彼女の遺言を実行に移そうとするが……。
シュミットならではのノスタルジーとドイツ・ロマン主義の耽美性が感じられるメロドラマ。
様式的な演技と耽美的な映像でシュミットの名を高めた傑作。
