『暮れてゆく太陽は、その日一番美しい光を最後に見せてくれるのだと誰かが言っていた』
ってくだりのがあるんですが
私もこれ誰かが言ってたよな〜誰が言ってたんだったけか
と思って、ちょっと調べてみましたら(ほんと、暇なん私？)
アルプスの少女ハイジでした🐐🌳🌳🌳
誰か気付いた？
ハイジが夕方、西の山に沈む太陽を見ながら
｢夕焼けはどうしてあんなに美しいの？｣
と、おじいさんに聞きます
するとおじいさんは
｢それはな、お日さまが山におやすみを言ったんだよ
自分の一番きれいな光をそそいで
また明日会おうと、約束したんだよ｣
と答えたそうです
(あの声で脳内再生して欲しい)
それやーーーん！と思い出したわ
確かにありましたよねそんなシーン
言われたら思い出すけど、言われなかったらいつ見聞きしたのかは思い出せませんでした多分
でも内容だけは覚えていて、お話の中に出てきたわけですが
こうしてみると、記憶というのははっきりと思い出せないだけで忘れたわけではないのだなと思い知ります
というこのセリフも↑↑↑京極夏彦の小説で言ってたんですけど(姑獲鳥の夏だったかな)
これまで見聞きし、感銘を受けた何かは大なり小なり自分の中に残っていて
私という人間をつくりあげ、そしてその私が生み出す何かに如実に反映されている
その生み出したものがどんな品質のものであれ、です
そう考えると作品というのはある意味自分の引き出しを開いて見せているわけで
なかなかに勇気がいるものです
だって自分の底の浅さや知識の無さ、品格なんかも露呈してるんですもんね
ああ恥ずかし
まあ、だからこそ最低限恥ずかしくないものにしようとはいつも思っているんですが
伝わっていると嬉しい
これからもインプットを続けていきたいなと思います
私にとっては音楽も映画も漫画、アニメ、ニュース、ドキュメント、ミュージカル、友人との時間、綺麗なものを見たり、現実を噛み締めたり、美味しいものを食べて酒を飲んだり！！
すべてがインプット
楽しみながらやっていきたいです
できる限りね
