気づけば9月もあと1週間。

今年も早い!朝晩の気温は10℃を下回り始め…あっという間に1年が終わりそうです。

 

 

9月6日は村民お祭り広場と真狩神社の例大祭でしたが、前日9月5日は神社で宵宮祭が行われました。

 

 

各地区の代表、役員さんが勢ぞろい、本殿に玉串を奉納しました。

 

 

真狩高校の生徒が舞姫を務める「浦安の舞」も奉納されました。

浦安の舞とは、昭和15年の皇紀2600年祝典の際に制定された神楽舞です。
 

浦安とは、心安らかという意味で、平和を祈る心の舞であり、古く日本の国名を浦安の国と言ったのは、風土が美しく平和であったからとか。

 

 

舞は扇と鈴の舞から成っており、4人の舞姫があこめ装束を着て、前半は檜扇、後半は鈴を持って舞います。

 

真狩村では、当時の宮司 森満治郎氏が札幌神社(現在の北海道神宮)において修得され、村内婦人部有志の協力により、装束、楽器一式が寄贈されて、舞姫と歌姫により
それぞれ伝承されました。

 

その後、昭和49年に真狩村郷土芸能の指定を受け、昭和52年9月に浦安の舞保存会が結成されます。現在は真狩高校の生徒が舞姫を務め、村の行事等で披露されています。6日の村民お祭り広場の会場でも披露されました。

浦安の舞保存会、そして舞姫のみなさん、素敵な舞をありがとうございました。