11月22日、真狩村議会初となる真狩小学校の6年生による「こども議会」が開かれました。

開かれた議会および活性化を目指し、小学生のみなさんからの話が聞きたいと、初めての開催です。

 

 

まず控室(役場会議室)で、佐伯議長から「議員がサポートしますので、思ったことを発言してください」とあいさつ。

議場でのマナーなどもしっかり教えてもらいました。

「でも緊張しないで」と、優しいアドバイスも。

 

 

いざ、議場へ。入退室の際は一礼をします。

質問するこども議員一人ひとりに担当議員がつき、しっかりサポート。

質問の仕方、質問の終わり方。こども議員は真剣なまなざしで聞いていますね。

こども議長には議長が横でしっかりサポート。議長は一番発言の機会が多いので緊張気味でしたが、後半は調子が出ていました。

 

 

一般質問は6名の議員が行いました。

「人口を増やすために真狩村の野菜をほかのまちの人と育てて、一緒に食べるイベントを開いたり真狩のいい所を知ってもらえたら移住につながるのでは?」

 

 

答弁では「議員の地域振興対策に関する質問にお答えします」から始まり、「畑の確保など、様々な方の協力が必要となりますが、とても良いアイディアだと思います。観光協会や商工会などと相談したいと思います。」など、定例会どおりの進行で緊張感がありました。

 

 

このほか、少子高齢化への対策に関する質問、村の若者たちの居場所づくり、観光客を増やすための提案などもあり、小学生の視点が多様なことに驚き!

大人も大変刺激を受けました。議員のみなさん、お疲れさまでした。

 

地方議員のなり手不足は大きな課題となっていますが、こども議会をきっかけに、家庭や学校で議会についての会話が生まれたり、興味を持ってくれると嬉しいですね。

また子ども議会が開催されるのを楽しみにしています。