昨日からの雨で湿度高めの真狩村です。

朝イチの湿度が94%!驚きました…不快指数は今季1番かもしれません。

 

 

8月21日、保健福祉センターにて「認知症と成年後見制度について学びましょう」と題した研修会を開催しました。

ちなみに成年後見制度を簡単に説明すると、認知症になったり知的な障がいがあることにより自分で物事を決めることが出来ない方を支援する制度です。

 

 

資料もたくさん、厚生労働省が作成したリーフレットも配付されました。

 

 

包括支援センターの田中さんによる認知症サポーター養成講座のあと、成年後見制度の説明がスタート。

講師は社会福祉協議会の佐藤さん、柔らかな語り口でわかりやすく説明してくれました。

 

 

ご本人の意思を尊重しつつ、ともに考え、ご本人らしい生活を支える成年後見制度。

医療や福祉サービスの手続き、不当な契約など「なんだかよくわからない」ことを手助けしてくれます。

 

制度には2種類あり、

認知症を患い判断能力に不安がある場合は「法定後見」、

判断能力はあるものの、将来に備えて支援者や内容を決めることができるのが「任意後見」です。

 

実際に制度を利用するには、

①社会福祉協議会、司法書士、弁護士などへ相談

②家庭裁判所へ申立て

③制度の開始 という流れになります。

参加者のみなさんは熱心に耳を傾け、制度の利用に係る費用などについて質問も出ていました。

 

 

最後に「日常生活自立支援事業」についての説明が行われました。

困ったときにいろいろと相談したり、利用できる制度は知っておくと心強いものです。

日常生活での心配ごとや困りごとは「日常生活自立支援事業」で生活支援員さんに訪問してもらうなど、ご自身の状況によって利用できる制度がありますので、まずは社会福祉協議会や包括支援センターへ相談してみてください。