昨年11月取材に訪れた、(一社)留萌管内さけ・ます増殖事業協会《羊蹄ふ化飼育場》。この冬真狩で育った鮭たちが、3月下旬から留萌管内の海中飼育場へ帰郷するということで、改めて取材に行ってきました!▼11月のブログ
前回に引き続き、責任者の江刺さんらが取材に応じてくれました。
ふ化した個体は、1月頃から屋外の稚魚飼育池で飼育されていました。1槽あたり130万~170万匹もいるというから驚きです。
早い時期にふ化した個体だと、出荷目安の0.9g程に成育し、背中が茶色く変化して、すっかり魚になっていました。がんばって泳いでいる姿に感動です!
飼育池は、清潔さと適切な温度管理が絶対条件。「稚魚の飼育環境を良好な状態に保つため、残餌や糞が溜まらないよう、毎朝6時に起きて水槽清掃を欠かさず行っています。」と江刺さん。お陰で、元気に育っているのですね♪
0.9gまで成育した個体は、留萌管内の海中飼育場へ飼育場所を移した後、海へ放水され、4年後留萌管内の河川へ戻ってきます。そしてその卵が、真狩へ戻ってくるのです~
江刺さんお忙しい中ありがとうございました。