11月25日(土)、令和5年度真狩村PTA連合会研究大会が真狩小学校で行われました。

 

 

コロナ禍を経て5年ぶりの開催です。

開催に先立ち、主催者を代表して村P連副会長の佐伯さんから「今後も家庭・学校・地域の連携を深めていきましょう」とごあいさつ。

 

 

研究大会はまず講演会からスタート。

「クラシック音楽と教育」~モーツァルトはスマホに勝てるのか?~と題し、札幌交響楽団の荒木均さんにお話しいただきました。

 

音楽教育や文化活動の大切さ、競争に勝つのが成功ではなく、その人なりの成功がある。音楽を通じて知性や審美眼を磨き自己肯定感の実現へ~など、興味深いお話をされていました。

 

 

続いては札幌交響楽団メンバーの方による弦楽四重奏です。

 

 

ヴァイオリン 三原豊彦さん

ヴァイオリン 福井岳雄さん

ヴィオラ   荒木聖子さん

チェロ    荒木 均さん  講師を務めた荒木さんはチェロ奏者の方でした♪

 

 

モーツァルトの『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』より第1楽章 から始まり、一度は聞いたことのあるクラシックの名曲が続きます。

四重奏の音の重なりで、真狩小の体育館がコンサートホールに!

CDやスマホで聴くのと大違い、本物の音のすごさを感じました。

参加者のみなさんも背筋が伸びたような気がしましたよ。

 

曲ごとに荒木さんの解説や、弦楽器の演奏に欠かせない、弓についての紹介も。

参加していた低学年のお子さんが、馬のしっぽの毛が使われていると知っていたのには感心しました。

 

 

途中、弓を使わず指で弦をはじく演奏があったり、ジブリの曲をはさんだり、とても楽しく素敵な演奏会でした。

ラストは本家を超えた?いとしのエリー、アンコールは情熱大陸のテーマ。

クラシックの演奏会と聞いて敷居が高く感じた方もいらっしゃったかもしれませんが、みなさん大満足の様子でした。

 

 

最後に演奏者のみなさんに大きな拍手が贈られました。

素敵な演奏をありがとうございました。耳も身体も喜びました。

 

昨年企画し、直前で中止となった本大会、開催できて本当に良かったです。

今後も本物の音楽が聴ける機会がもっと増えるといいですね。