3月25日、御保内小学校の閉校式が行われました。

明治37年に御保内簡易教習所として開校以来、118年の長きにわたり地域の教育の中心として歴史を築いてきましたが、児童数の減少や、より良い教育環境を整備していくため、この3月末で閉校することとなりました。

 

この日のため昨年4月に閉校行事実行委員会が発足し、準備を進めてきました。

式典の準備・運営はもとより、記念誌の作成まで、地域のみなさんが一丸となってこの日を迎えます。

 

 

受付では卒業生が担任の先生と再会を喜び合う姿が見られ、あちこちで懐かしさの渋滞が起こっていました。

 

 

校内には御保内小の歴史を振り返る数々の写真などが掲示され、みなさん熱心に見入っていました。

 

 

さあ、いよいよ閉校式が始まります。

 

 

会場の体育館には来賓の方、地域のみなさん、卒業生、歴代の教職員の方など約130名。

あ、●●先生!懐かしいお顔が並んでいます。

 

 

閉校行事実行委員会の川西副会長による「開式の言葉」。

 

 

式辞で岩原村長は「御保内小の名がなくなったとしても、先人たちが築き上げてきた輝かしい歴史や、培われてきた伝統は、いつまでも御保内っ子たちに受け継がれていくと信じています。」と述べ、みなさん深く頷いていました。

 

 

主催者を代表して、閉校行事実行委員会の漆原会長のあいさつ。

「明治33年に御保内地区への入植が始められ、御保内簡易教習所はその4年後に開設されました。

食うや食わずの開拓時に、学校を作るという先人たちの尊い志には頭の下がる思いです。

私も、子どもたちもこの小学校を卒業しました。

卒業後も地域の行事など、いつもこの小学校が中心にあり、たくさんの方と知り合いました。私は今も御保内小の在校生だと思っています。」じーん。地域のみなさんも同じ思いではないでしょうか、心に沁みるごあいさつでした。

 

今日はここまで。

明日は式典後半の様子をご紹介します。当日ライブ配信したこちら↓もご覧くださいね。