毎年きれいな桜を楽しませてくれる、真狩の名所、真狩神社参道。

この桜並木を守ろうと桜保存会の皆さんが活動しています。

 

今日は、桜保存会の小川さんに教えていただきながら、

真狩小学校2年生10名が、桜の種を採るお手伝い。

 

「自然の中で桜が増えていくには、どんなことが起こっていると思う?」との問いに、

子どもたちは考えながら、元気に答えます。

 

「ありが食べてる!」

うーん、ありは、種より小さいからもうちょっと大きい生き物かな?

「カブトムシ?」

もっともっと大きい生き物かな??

「カラス!」「すずめ!」

 

「そう、鳥が桜の実をまるごと食べて、どこかでフンをすると、

そこで発芽して大きくなっていくんだよ。」と小川さん。

 

今日はみんなに鳥の役目をしてもらいます!

「え・・・桜の実を食べるの?」

 

いえいえ、食べれなくはないけれど、

人が食べるにはちょっと苦い桜の実。

 

食べないけど、鳥になった気持ちでお手伝いスタートです!

 

まずは、桜の実を集めます。

 

たくさんなってるねー!

上の方がツヤツヤの実でおいしそう?

 

たくさん実を採ってネットの中に入れたら、

次は、実を洗います。

 

ネットですりつぶすようにゴシゴシ…

 

すると、お水がワインのような色になりました。

 

実がきれいにとれたので、

中の種だけ取り出します。

 

それをポットに大切に植えて…

完成☆

 

あとは、芽が出るまで小川さんが管理してくれて、

来年の5月ころにまたみんなのところへ戻ってきます。

これは、昨年植えたものだそうです。

 

花が咲くようになるまでは、約10年かかるそう!

みんなの桜が真狩のどこかで咲く日を楽しみにしています。

大事に育ててね。