今年も恒例の「まっかり給食週間」を行います。
来週5日間は、いつもより真狩食材たっぷりの給食です。
 
そこでこちらも恒例、小学6年生に給食週間で提供するパンを選んでもらいました。

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ブーランジェリーJINの神さんを講師にお招きし、5、6時間目を使ってパンの授業を行いました。
神さんは、お店で販売している13種類のパンを持ってきてくれました。フルラインナップです!

・はちみつパン ・フォカッチャ ・田舎パン ・フランスパン ・チーズパン
  ・くるみパン ・ドライフルーツのパン ・チョコとクランベリーのパン ・バターロール
・チョコチップパン ・クロワッサン ・チョコクロワッサン ・栗ロール

それぞれのパンに使っている小麦粉の産地や特徴を聞きながら、どんどん試食していきます。
楽しいイベントのようですが、これは大事なプロセスです。
自分たちが給食に提供されるパンを選ぶという、責任があるのです。

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各自パンを選んだら、何故そのパンを選んだのか、みんなの前で発表します。
「秋限定の栗ロールは真狩村の給食ならでは。甘くてみんな好きだと思う。」
「チーズパンは低学年も食べやすいのでは?」

意見が出るたび、「そんな考え方もあったんだ」と気づく子どもがいて、そちらの意見に賛成したり
活発な意見交換がありました。

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そして候補は2つに絞られました。
旬の素材を使ったパンを推すグループと、好き嫌いがあまりなく、みんなが食べやすいパンを推すグループ。

最終プレゼンに向け、意見をまとめていきます。

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途中、神さんは「人の意見に流されることなく、自分の意見を持って選んでください。
過去には最後まで自分を貫いた、たった1人の選んだパンが、みんなを納得させて
給食のパンに決まったこともあるんです。」とみんなを励ましていました。

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(↑黒板にある「今日のめあて」全学年が喜ぶパンを選ぼうと書いてあります)

そして子どもたち、自分たちの推しパンを最後まで精一杯アピール!
うまく言葉にできない場面もありましたが、気持ちは十分伝わりました。

そしてそして、給食のパンに選ばれたのは・・・

栗ロール!

秋限定の栗ロール、最終的には全員一致で決定です。
旬だから、記憶に残るパン、などなど大人顔負けの表現も出た子どもたちの意見は
非常に興味深いものでした。
この授業は3回目で、毎年お邪魔していますが、子どもたちが答えを導き出す様子は
何度見ても感動してしまいます。

神さん、お忙しい中ありがとうございました。
来週よろしくお願いします。