真狩村は、全国で三番目、北海道で初めて、「生涯学習の村」を宣言しています。
2月4日には、この30周年記念事業が公民館にて行われました。
オープニングは、佐々木村長のあいさつと、

30年の歩みを振り返るスライドショーの上映。
そして、鹿児島県鹿屋市串良町柳谷自治公民館長 豊重哲郎さんの講演です。
テーマは、「生涯学習がもたらす力~やねだんの取組みから~」。

人口約300人、高齢化率が40%近い、柳谷集落(通称:やねだん)で、
行政に頼らず自主財源を生み出し、強烈なリーダシップでまちづくりを進める豊重さん。
住民総出のサツマイモ栽培やオリジナル焼酎づくり、
全世帯への1万円ボーナス支給などの取組を紹介していただきました。
やねだんの活動は、メディアなどでご存知の方も多いと思いますので割愛しますが、
真狩村の進めてきた「人づくり」と、
これからのめざす姿「笑顔咲く ふれあいの村 まっかり」は、
やねだんと何も変わらない、後は本気で取り組むかどうかです、
とおっしゃってくださいました。
「人材」ではなく「人財」、人は『たから』。
自分の周りの10メートル以内の人の顔と名前を言える関係を作ることから
地域づくりは始まるのだと。
豊重さんの熱い語り口にぐいぐい引き込まれ、あっという間の2時間。
たくさんの思いとヒントをいただきました。ありがとうございました。
豊重さんがお帰りになった後、
村内で活動している皆さんのご協力で、生涯学習フェスティバルが行われました。
ゆりねのスイートコロッケの試食(美味しかった)

しおり作り

ちくちくクラブの作品展示

真狩高校のパレンキャンドルづくり

スリッパ卓球に挑戦

などなど、いろいろなお楽しみがありましたよ
