先月の話になりますが、公民館で教委職員が救命講習を受講しました。
講師は羊蹄山ろく消防組合真狩支署のお二人です。

講習は、まずDVDにて応急手当の基礎知識を学んだあと、

訓練人形を使っての実践に移ります。
処置の流れとしては、反応を確認→助けを呼ぶ(119番通報とAEDの手配)→気道の確保と呼吸の確認
→人工呼吸を2回(可能な場合)→胸骨圧迫30回と人工呼吸2回の組み合わせをくり返す

圧迫は強く、早く(約100回/分)、人工呼吸をする場合は胸が膨らんでしっかり息が入っていることを確認☆

飯田教育長も数を数えながら力いっぱい胸骨圧迫&人工呼吸を。

そしていよいよAEDが到着したという設定のもと、操作講習です。
電源を入れ、電極パッドを装着、落ち着いて音声ガイダンスに従えば難しい作業ではありません。
講習では心電図の解析のあと電気ショックを1回、その後ただちに胸骨圧迫と人工呼吸を再開、
これを5サイクル。結構な力が必要になります。
途中で消防署員の方が到着し、状況説明のあと処置をバトンタッチ。
と、ここまでみっちり3時間、繰り替えし練習してしっかり覚えました。
心臓や呼吸が止まった人の治療は1分1秒を争います。
すぐに119番通報することも大切ですが、統計によると救急車が到着するまでには全国平均で6分以上。
救急車が到着するまでの間、居合わせた人による救命処置が必要になるのです。
真狩村では10ヶ所にAEDが設置されています。
もしもの時のために、職場単位などで救命講習を受講されてはいかがでしょうか。
お問い合わせは・・・
【羊蹄山ろく消防組合真狩支署】
TEL: 0136-45-2319 までお願いいたします。
TEL: 0136-45-2319 までお願いいたします。
教委職員は全員修了証をいただきました。

救命技能を発揮する機会がないことを願いつつ。。。