昨日、公民館にて、羊蹄山ろく町村の民生委員・児童委員研修会がありました。
ちょっとのぞいてきました。
 
開会式のあと、講演会です。
講師は、場づくり師で、NPO法人ネットワークサロン理事の日置真世さん。
「つながり」と「場」をつくるネットワークづくりについて、釧路での実践からお話しいただきました。
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日置さんのお話、とっても面白かったです。
障がい児を持つ親が、自分たちが楽しめる会を作ったことが最初のきっかけ。
その「マザーグースの会」の活動から、
対象が子育て中のお母さん、障がいを持つ人、不登校の子どもなどなど、
小さなニーズが自然に集まる機会(=たまり場)を通じて広がり、
今では事業拠点が20か所以上、雇用職員160人を超えるNPO法人になっています。
 
たまり場でのおしゃべりから、一人が困っていることを小さなニーズとしてとらえ、
解決するための具体的事業を、人や場所をつなげながら試しにやってみる。
できないことは助けてもらい、できることは助け、誰もがいろいろな立場で担い手になる仕組み。
コミュニティハウス冬月荘を核に、「つながり」と「場」がどんどん広がりを見せ・・・
 
とても書ききれませんので、機会がありましたら、
ぜひ日置さんのお話しを聞いていただきたいと思いました。
 
100人近くの参加者の皆さんも、熱心に聞き入っていました。
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午後からは、3グループに分かれます。
こちらは、午前の講師、日置さんの「子どもたちを育むソーシャルワークの視点」のグループ。
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こちらは、道民生委員児童委員連盟の北山さんが講師の、
「災害時の要援護者支援と民生児童委員活動」のグループ。
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そして、人と人とをつなぐ陽だまり管理者の中野さんのグループ、
テーマは「障がいのある方の自立支援と交流の場」でした。
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講師の方の話を聞いたり、グループで話し合ったり、とっても賑やか。
ここでも「つながり」と「場」が生まれていましたね。大事なこと
 
ためになる1日でした。少しかしこくなったかな…。