今では当前のように作付けされている“食用ゆり根”ですが、
食用ゆり根の栽培が始まろうとしていた昭和36年、秋。
まだ、試作でしかなかった食用ゆり根のが、農林水産省の検査に合格
11月から輸出されることになったという記事です。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6f/7b/makkari123yakuba/folder/1570495/img_1570495_40430488_0?1203387388

 この快挙によりジャガイモ一本に頼ってきた農業経営が変革すること
になると書かれています。今、47年たって真狩村は、国内有数の産地
とまでなりました。この当時、誰も考えていなかったことです。
 本当に知恵と努力の賜物だと思います。

 さて、温故知新のコーナーの多くの写真はこの記事の石村幸雄氏(故)
が撮ったものです。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6f/7b/makkari123yakuba/folder/1570495/img_1570495_40430488_4?1203387414
カメラが高価な時代、自宅に現像室で写真にしていたそうです。
よく整理されたアルバムを見る限り、農業の記録を写真で残すように
努めておられたような気がします。
 以前に紹介した農業用ジープもいち早く導入した先駆者でもありました。

 そのフロンディア精神が記事のような快挙とつながったのでしょう。
 その石村氏が取ったユリの写真です。
https://blogs.yahoo.co.jp/IMG/ybi/1/6f/7b/makkari123yakuba/folder/1570495/img_1570495_40430488_3?1203387445
通常はつぼみを積んでしまうのでこんなに花が咲いたユリを見ることはあり
ませんが、研究の途中だったのでしょうか・・・・。