「さくら貝の歌」、「あざみの歌」、「高原の旅愁」などを手掛けた

偉大な作曲家 八洲秀章氏は真狩村のご出身ということは、この

ブログでも何度も紹介していますから皆さんも既にご存知かと思います。

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そんな八洲先生の生前を偲ぶ手紙がありましたのでご紹介いたします。

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この手紙は昭和52年、後志教育局主催の演奏会に出演し、真狩祝い太鼓を熱演

した保存会の一同へ宛てたものです。


『 真狩祝い太鼓は皆に評判が良くお陰様にして、少しでも面目をほどこ
す事が出来ました。
今後、一層のご発展を御祈り申し上げますと共に少しでもあの日の
感激と感謝を、深く肝に銘じまして仕事に励みたいと思っています。』



 真狩祝い太鼓は、昭和50年、真狩村の開村80周年を記念して八洲先生

が村のために作曲してくれたもので、当時はまだ馴染みのないものだったと

思います。当時、この祝い太鼓を演奏したのは村で農業、商工を営む青年

達で一生懸命に撥を振る若者に先生らしい暖かな激励の手紙だと思います。

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文面の最後には、15日に真狩に墓参りに挨拶に行くと書いてあり、故郷

を離れ数十年たっても、どんなに名声を得ても生まれ育った真狩のことを

忘れることのなかった先生の望郷の思いが感じられます。

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