北海道を代表する作物にジャガイモがあります。当然、真狩村でもジャガイモは
主要作物の一つに挙げられます。
昭和36年、ジャガイモの収穫が機械化される以前、真狩村では『芋掘り労務者』
の確保に躍起になっていたようです。

記事は6月の記事で、
「真狩村は、早くも芋掘り労務者の確保に乗り出した。・・・・農家側の希望どおり約500人近い、“芋掘り労務者”が確保できる見通しである。
同村のじゃが芋の作付けは2,000ヘクタール前後とほぼ昨年並み。このため芋掘り労務者も岩内を中心に余市方面から500人近くを確保する必要がある。」
500人もの労務者が真狩村に8月中旬に異動してくるとは今では考にくいこと。
この時期になると学校の子供たちも増え、教室が一気に狭くなったというので、その家族
を含めると1,000人以上は受け入れていたのかもしれません。
現在、ジャガイモの耕作面積は約460haですが、この当時、2.000ヘクタール
というびっくりする面積!本当にジャガイモ生産、でんぷん生産が盛んだったのだとおもいます。
ちなみに当時の労務者の賃金は1日最高850円で、今の時間給程度ですが、それでも
前年より50円のアップということで日本の経済成長の勢いがあったのでしょうか。
ちなみに、となりには、真狩村農協でブルとーザーを購入して、5ヵ年で耕地造成を実施し、
耕地を1割増するという力強い記事も出ています。
昭和30年代、日本の経済成長による元気が農村にもある時代だったのでしょう。