勢至菩薩

【勢至菩薩】
阿弥陀三尊の右脇侍で、智門を司り、衆生の菩提心を起こさせる。智慧の光を持って一切を照らし衆生が地獄・餓鬼界へ落ちないように救う菩薩。

　北海道には十三佛霊場が置かれており霊場に置かれたご本尊を巡礼して歩くことができます。その第9番の御本尊「勢至菩薩」を配しているお寺が真狩村にあるのです！そのお寺とは「金胎山　真言院」

　このお寺は、明治37年に高野派説教所が置かれ、明治40年に現在地に移転され、大正６年に今の本堂が建立されたした。
　勢至菩薩の顔はやはり穏やかで、凛とした感じです。智彗の光をもってすべてのものを照らすらしいです。しかし、名前の通り、威力が強く、足をひと踏みするだけで、三千世界はもとより、大魔王の宮殿さえも激しく揺るがすらしいですが、そんな感じには見えませんでした。

　

　こんな身近に北海道を代表する霊場があるなんて・・・。皆さんも霊場を巡礼してみてはいかがですか？