ようやく夏らしい季節が到来!暑い日が続いていますが、昼間の気温が夜になるとぐっと下がり、体調を崩しやすい季節でもあります。寝るときは裸になっても朝方の冷え込みで夏風邪を引いたり、昼間水物を取りすぎてお腹を壊したりした経験も多いはずです。そんなときは大根が一番!ビタミンCが豊富で特有の辛味には殺菌作用もあり、風邪に効くといわれていますし、その食物繊維には整腸作用があり、胃の弱い人や便秘気味のひとにも効果あるといわれています。
 
今、真狩ではそんな有難い大根が出荷のピークとなっています。朝5時頃から大根専用の収穫機が朝もやの畑で静かに動き始めます(たぶん・・・・)。ある農家に眠い眼をこすりながら写真を撮らせてもらいにいきましたが、さすがに5時には起きることができず、6時30分頃あわてて出かげました。もう、畑の半分以上終わっていましたが何とかパシャとカメラに納めることができました。お土産に大根をもらって、ニコニコと帰途に着く途中、ふと「あの大根は何処に運ばれるのだろう?」と思いJAへ。

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大きな共選施設の前に大根がぎっしり詰まったコンテナが山済みに。それからもトラックが続々と大根を運んできます。
 8時ジャスト!大根がコンテナごと大きな機械に飲み込まれていきます。中へ入ってみると大きな水槽で洗われた大根たちがそのもち肌をあらわにしているではありませんか。水揚げ?された大根たちはコンベヤーで奥へ奥へ運ばれ、多くの人たちに色や形、品質を検査されながら箱詰めにされて行きます。この共選場では毎日40人もの人が10月中旬まで良質の真狩大根の出荷作業を支えています。
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 真狩大根は農家の方や共選場の厳しい審査を受けて皆さんの食卓に並んでいます。もう「大根役者=芸の拙い役者」なんていわせません。れっきとした主役です。これからの時期、大根を食べて暑さを乗り切りましょう!