ある人のブログで知った映画「悪は存在しない」。
その人が取り上げてるだけで、おもしろそうだなと思った。
あえて内容は一切読まず。
どこで見られるか調べてみたら、なんとハワイの映画館で上映されてる
今日までだったので、短い期間の上映だったのかも。
小さいシアターに、観客はうちら入れて6人くらいいただろうか。
前情報が一切ない状態で見たので、いろいろと衝撃的だった。
まず、いかにも俳優というような華やかな役者ではない。
その上、役者たちの演技が全くメジャーな映画っぽくない。
なんなら、ちょっと素人感ただよう感じさえ。
なんでこんなオタクな映画をハワイ(外国)で上映したんだ
と思ったら、アカデミー賞とかカンヌ映画祭で評価されるような有名な監督だったのね~
あえての演出だったわけだ。
最初はスローな展開だったけれど、どんどん引き込まれていく。
どうなる、どうなる、とテンションがもっとも高まったところで、バッサリのエンディング。
「えええ~っ、終わり~っ」
これほど衝撃的なエンディングはかつてない
思わず声が出たし、終了後、近くの人に声までかけちゃった。
「今の、どーゆーことですかね」
シアターにいた人は皆「なんちゅ~エンディングなの」というカオ。
その後、お茶をしながら、友人とネット検索をした。
エンディングの解釈についてだ。
でも、みんなそれぞれ色んな解釈をしていて、「これ」という説明はなさそうだった。
最後は、各自いろいろ思いを馳せるということらしい。
色々考えちゃうから、たしかに余韻たっぷりの映画だわ。
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ネタバレありの監督コメントはこちら。
でも、いわゆる正解はないみたいなんだけどね