Bradford-on-Avon に別れを告げ、列車で約12分の Bath Spa 駅へ。
イギリス旅行を決めた時にまず調べたのは「温泉♨」
なんと国で唯一の温泉がここ、Bath(バース)という街にある。
温泉から発展した街なのだ。
これは行くでしょう。
ここがかなり有名な観光地だというのは後から知った。
駅で友人夫婦とお別れし、彼らはハワイへ帰国。
まずはホテルへ。
Apex City of Bath Hotel
駅から徒歩10分弱。
ちょっと離れるけど、このゆったりさとプール&サウナ付きだったので選んだ。
サウナ好きのツレの疲れを癒すのに最適。
お部屋にバスタブもあるのが
4晩ボート泊の後は、湯舟で「おつかれさま」しなくっちゃ
着いたのは11時半。
荷物だけ預けようと思ったら、お部屋空いてるからとアーリーチェックインさせてくれた。
まだ午前中なのに素敵すぎる
話少しそれるけど、平日と週末じゃ料金がめっちゃ違うのに驚いた。
安い時と高い時の差が3倍とか
なんか日本もそうらしいけど、今は多くのホテルがネットワークで繋がってて、忙しくなると全体的に料金が上がるシステムらしいね。
昔は週末はちょっと高めなくらいだったよね。
まず向かったのは、Roman Bath (ローマン・バス)
こんな中央広場の中にある。
入場料は1人24.50ポンド。
予約もできるみたいだけど、その場購入で全然大丈夫だった。
受話器みたいな音声ガイドをもらう。
日本語あるのが嬉し~
最近はアプリダウンロードでの音声ガイドも多いよね。
やっぱり音声ガイドがあると理解が全然違う
この温泉浴場は、なんと古代ローマの遺跡。
紀元前1世紀に建てられたもの。
上の写真のお風呂は近年作られたものらしいけど、当時の遺跡も多数公開されていた。
ローマ帝国って世界史に出てきたけど、ローマ人がイギリスまで勢力を伸ばしていた時代に作られたわけだ。
遺跡は一部だけど、元々はこの模型のように非常にバカでかい施設だったらしい。
地中から噴き出す温泉は、聖なるものとされ神々が祀られていた。
ローマ人の後退とともに一旦廃れたが、その後、たびたび修復され温泉地として有名になったという。
何時間もかけて貴族たちが訪れるようになったんだって。
詳細は理解もしきってないので省くけれど、ここで私が個人的に驚いたのは3つ。
1.奴隷の存在
2.お金の存在
3.温冷浴の存在
奴隷が多くいて、下働きをしていた。
生まれた時から奴隷だったり、戦いに負けて奴隷になったり。
今まであまりに考えたことがなかったので、2000年前の人間のランク付けになんかショックを受けた。
泉に投げ入れられていた硬貨の歴史。
一番古いのが紀元前113年。
そんなに古くからあったんだ。
ビジョンで理解できるようにスクリーンに当時の様子が映し出されているところも。
オイルを塗ってデトックスマッサージをしている様子。
ちなみに、浴場は男女わかれていたそうだ。
ここは冷水浴。
サウナもあった。
当時から、温冷浴はカラダの健康増進に役立つものと理解されていたらしい。
だから、あまりの冷たさにキャーキャー言いながらも入っていたんだって。
ローマ人の恰好をしたアンバサダーもいたよ。
いろんな国から訪れる観光客に分かるようなサイン。
最後は、温泉を飲める場所。
温泉文化の日本人は大体味予想できるだろうけど、みんなこれ飲んでウェ~ッってなってたわ
なんかスーパー銭湯と変わらない。
2000年前もお風呂に入りながら社交してたんだなぁって思うと、なんか感慨深かった。
大昔に感じるけどね。
先日、ご先祖リサーチで高祖父までさかのぼった時、すでに200年前だった。
2000年って、それのたった10倍なんだよね。
そんなに昔じゃあないんだな。