頑張って看病しているのに、私ヘルペス? と、落ち込んでいたが、孫たちが顔を出してくれると、途端に痛みが和らぐ。

                

 

小さいころから花が好きで、家は小さくともいいけれど、お庭の広い所に住みたいと思っていた。 夢がかなって、庭だけは広い。

子供達が小さい頃はすべて芝生で、トランポリンと、鉄棒、砂場があり、芝刈りの担当は、ダデイーと息子であった。 息子はこの芝刈りがトラウマになっていて、絶対庭のある家には住まないと言っている。

子供たちが皆出て行ったあとは、母と二人で何の計画もなく、お花屋さんで見る花を植えていた。 勝手なもので、今度は芝生が邪魔である。しばらくは文句を言いながら芝刈りはダデイーの仕事であったが、「そろそろ・・・・」と言うと、「まだまだ・・・」。  結局、いつの間にか私の仕事になってしまった。

 

手を骨折した。 勿論、芝刈りは…のはずが、相変わらず「まだまだ・・・」

とうとう腹を立て、「芝生を全部抜いて・・・」と言ったら、本当に抜き始めたのである。芝刈りより、もっと大仕事になってしまったのに。

芝を取り払ってもらった後、片手を釣りながら、レンガを凸凹ながらも並べて道を作り、自称、ミニサイズのターシャ・チューダーgardenが出来上がった。 案山子もいて、一見 wild な素晴らしい庭になった。

 

今、母が大好きだった、生まれ故郷カナダの国花 dogwood(ハナミズキ)が見事に咲いている。生きていたら、さぞ喜んだであろう!