こんにちは。

 

大阪の心理カウンセラー、サワザキマキです。

 

大きな子宮筋腫があるものの、信頼できるお医者さんになかなか出会えない私。

健康相談室の看護師さんに勧められ、D病院の診察を受けることを決意しました。(前回はこちら

 

D病院は、大きな病院なので、

予診を受けた後、症状により先生が割り振られ、

本当の診察を受けることになります。

予診が終わり、しばらく待ってから本診。

診察室に入ります。

 

S先生という男性の先生でした。

いろいろ病院に行ったこと、

腹腔鏡手術はもう無理だと言われたことなど、

今までの経緯を話していきます。

S先生は話を聞いてくれたあと、MRI画像について解説をしてくれました。

 

S先生「この大きさだと、うちでも、腹腔鏡手術は無理ですねえ。開腹手術になります

私「そうですか。。。」

S先生「大きい筋腫が、背中側にあるので、もし、腹腔鏡でがんばってやったとしても、視野が狭いので、危険なんですね。開腹手術の方が視野が広くなるので、安全なんですよ」

「なぜ、開腹手術か」の説明が詳しくて、わかりやすい。

開腹手術をすることについて、はじめて安心できる説明でした。

 

S先生「うちでは、子宮筋腫の手術を基本的には無理にはすすめません。妊娠に影響がある場合とか、生理痛がものすごく大変、とかそういう場合のみです。あなたの場合、妊娠に影響がある場所の筋腫ではないし、生理痛がものすごくひどいわけでもないですよね。このまま、経過観察というのもアリです。」

私は、ちょっと拍子抜けしてしまいました。
そして、さらに。

 

S先生「あなたの場合、腹腔鏡手術ができるうちに、という大きさでは、もうありません。

手術するなら開腹手術です。でも、開腹手術だと、術後1か月は会社を休まないといけません。そんなに休める?」

私「1か月ですかあ。腹腔鏡だと、2週間ですもんね~。」

 

もう、大きさとして開腹手術しか方法がないのなら、開腹手術について教えてもらわないと、手術を受けるどうかの判断はできません。

 

私「開腹手術って、やっぱり傷は大きいですよねえ」

S先生「そうですねえ。腹腔鏡に比べると、やっぱりね」

私「縦に切るんですか?横に切るんですか?」

S先生「縦でも横でも行けますけど、まあ、横にしましょうか」

私「はあ(縦と横の違いってなんやろ?)」

S先生「横の方が傷が目立ちにくいんですよ。パンツに隠れるし。」

私「そういう違いですか?」

S先生「そうです。結局、中は縦に切りますからね。見た目の違いだけです」

 

切り方について、とっても詳しい説明です。

 

私「開腹手術の前には、ホルモン注射で小さくするんですか?」

S先生「手術までの期間にもよりますけど、やってもやらなくてもどちらでもいいですよ。ただ、ホルモン注射をする場合、更年期障害みたいな症状がでる副作用があります。これは、絶対です。だから、どちらでも構いません」

私「そうですか」

S先生「人によって効く、効かないもあるしね。薬が効いているかどうかは、自分が一番よくわかります。だって、筋腫が小さくなっておなかがへっこんだり、生理が楽になったりするからね。」

私「なるほど」

 

納得できるわかりやすい説明する先生だなあ。

いろいろ聞いてみよう。

 

私「あのー、私の筋腫って、右側、左側、どちらにあるんですか?」

S先生「右側です。左の後ろから出ててこう、回って。。。」

とMRI画像の見方の説明してくださった先生!

MRIをこんなに説明してくれた先生は、今までいなかった!!!

S先生「こっから出てるから、ああ、ここが手術のポイントになるとこだね~」

と、解説。

そっかあ、私の生理の時の変な腰痛は、ここから出てるのか、と妙に納得!

 

私「手術の場合、先生、執刀されるんですか?」

S先生「そうですよ」

 

この先生なら、安心してお願いできる、そんな印象を持ちました。

しかし、開腹手術する踏ん切りがつかない私。
だって、おなかを切るんだもんね~。
 

2週間の間に決断して、また、来院することになりました。

 

【続く】