Instagramのストーリーズで、たまに発信している
娘(3)のアメリカのドクターとのアトピー治療について
たくさんのご質問やご感想をいただいて
驚きと同時に、嬉しく思っています。
そこで、娘と私、家族の治療経験が
誰かのお役に立てると思い
治療ブログも綴っていきます。
いま、娘のあやこは 祖父母や園の先生方に
「見てみてーー!良くなったんだよー!!」
と炎症が特に酷かった肘の内側を
大喜びで見せるほど、肌が綺麗になりました。
掻いて血が出ることもなく
痒くて眠りにつけない日もなく
3才の楽しい毎日を謳歌しています。
今日は
アメリカのドクター(以下:Dr.マセソン)との治療を決意した経緯を
書いていきます。
あやちゃんね
痒いの辛いの怖いの。
お友達とおんなじに、なりたいの
これは、お風呂上がりのあやこが
痒くてたまらない腕を掻きながら
その日、我が家に遊びにきていた祖母に言った言葉です。
掻いている姿を見ないで、と言いながら。
この発言を、あとから祖母に聞いて
意地もそれまで掛けてきた労力も
全てかなぐり捨てて
Dr.マセソンとの治療を決意したわけですが
時間をこの発言から巻き戻して
今日は、Dr.マセソンと会う前までの
治療について、お話ししていきます。
振り返ると、あやこのアトピーは4ヶ月頃に
首後ろに出始めていました。
最初は首後ろだけだったのが、2才になる頃には
全身の関節と背中に広がっていました。
小児科や皮膚科に通い
処方されたお薬(ステロイド外用薬)を使用していましたが
塗れば良くなる。
止めれば、すぐ悪化する。
を繰り返していて
お薬手帳を見ると、徐々にステロイドの強度も上がってる。
ステロイド = 体に悪い
と思い込んでいた私は、思いきって
2才6ヶ月の時、漢方治療へ変更をすることにしました。
漢方医に言われたことは
・ステロイドは一切使用しないこと
・保湿剤をはじめとする、如何なる塗布剤も塗らないこと
その日からは、処方された漢方薬を飲ませながら
世に言う、脱ステ脱保湿の生活が始まりました。
この漢方薬が、まぁ大変で。
大人も飲むのを躊躇するほどの苦さ。
それを2才児に飲ませようとするからには
朝晩、喧嘩や叱責が日常茶飯事。
あやこにとっても
我々親にとっても
漢方の時間は頭を抱える、ストレスフルな時間でした。
*もちろん
これは漢方治療を否定するものではありませんし
一定の効果はあったと考えます。
ただ、効果の出方がゆっくりなこと
そして、苦いお薬を長期間服用することは
あやこの年齢では難しいと判断しました
これだけ苦労するからには
なんとしても結果 = アトピー根治をさせたい
と言う意地が、私に出てきてしまうのです。
この意地、言い換えれば執着が
とても厄介なもので
1良くなったことを
(たぶん、他人には何が良くなったか分からないレベル)
10にも100にも過大評価してしまうのです。
そして、引き際を間違える。
もう少し続ければ良くなるかもしれない。
あと一歩かもしれない。
これは例えば
ギャンブルから抜け出せない心理に似ているかもしれません。
次こそは勝てる!
こんなに注ぎ込んだんだから、次こそは!!
ちょっと、それに似てます。
============
さて、すっかり肌も綺麗になったあやこと
せっかくなので2才の息子にも
インタビューをしてみましょう
私:あやちゃん、アトピー治療はどう?
娘:アトピーね、痒いの良くなったから
ワセリンで良いんだよ!
...なんて模範的な回答なの!!
ジーニアス!!
私:お姉ちゃんに一言ある?
息子:....お姉ちゃん、大好き!
以上!
続きは次回