18週の検診の日の朝、まさか今日の夜から地獄の一週間が始まるなんて思ってもみませんでした。

検診は時間がかかるので、息子を母に預けて病院へ行きました。


いつも通り、尿検査、血圧、体重測定、お腹回りをはかって最後に先生のエコーの診察でした。

心臓の音は問題がなかったのです。

トクトク元気よく動いていました。

そのあと先生のエコーの診察でした。

私が行っていた病院は胎児心エコーをよく診てくれる病院でした。

横になりながら、先生が私のお腹をかなり時間をかけてみていました。

先生が二コリともしてくれなくて、なんだかおかしいなと思っていたら、先生から一言。

「生理っていつもきまってきていましたか」と聞かれて、

「そうですね。はい。」と答えると、

「今日ってお一人で来られていますか?」と聞かれました。

なんでそんな質問するの!?と思いながら「はい」と答えました。

それから暫くして私が「何か問題でもありましたか?」と先生に聞くと

先生がなんの前置きもなく、「赤ちゃんの大きさが標準より小さいんですよね。」と言われました。

すると先生から「前回の検査で何か言われたりしませんでしたか!?」と念をおして聞かれました。

「特になにも・・・」と答えました。

すると、先生が「心臓の形が普通の形と違うんですよね」と言われました。


それを言われた瞬間に頭が真っ白になりました。

そして、自然と涙がこぼれてきて、とまらなくなりました。


そのまま先生のエコー検査は続きました。

そして先生がエコーを眺めながら 「顔にも奇形があるかもしれません」と言われてしまいました。

そして、まだ具体的な病名はわからないと言われました。

そして「明日、専門の先生が来るからもう一度病院へ来てください」と言われました。

「ご主人も必ず連れてきてください」と言われました。

そして羊水検査すると染色体異常が細かくわかるからと、羊水検査をすすめられました。

羊水検査をしても夕方には帰れると言われました。

本当に染色体異常なのかな、嘘であってほしい、色々な思いがこみ上げてきました。

診察が終わったあと、泣きながら、主人と母に電話しました。

主人も母も、私が泣いて電話をするもんだから、かなり驚いていました。
なんて話しをしたのかよく覚えていませんが、そのまま家路につきました。

その晩もちろん全然寝つけず、お腹の赤ちゃんのことももちろん心配でしたが、羊水検査も私にとっては相当な恐怖でした。