![【犬の大辞典】世界中に住む犬達の種類と特徴](https://img-proxy.blog-video.jp/images?url=http%3A%2F%2Flivedoor.blogimg.jp%2Finudogwan%2Fimgs%2Ff%2Ff%2Fffa4c017-s.jpg)
パピヨンは、蝶が羽根を開いたような形の耳をした犬種です。
原種はスペインのトイ・スパニエルの一種とされています。
15世紀以降、ポンパドゥール夫人やマリー・アントワネットをはじめ
ヨーロッパの貴族の寵愛を受けるようになりました。
ただし、当時のヨーロッパでは入浴の習慣が無く、蚤やダニなどが、
人に寄生するので、それを避ける為に犬を飼いました。
当時の肖像画には、主人とともにパピヨンとされる犬が
描かれているものが見られます。
だが、フランス革命の際に、貴族と共に数多くのパピヨンが
殺害されたこともありました。
ブルボン朝の時代までは垂れ耳が一般的で、また、リスのように
尾が巻いていることからリス犬と呼ばれていたが、19世紀末ごろに、
スピッツやチワワと交配させて改良し、現在の立ち耳を持つタイプが
出現したことで「パピヨン(フランス語で蝶の意)」と呼ばれる様になりました。
現在では、垂れ耳の個体はファレンと呼ばれています。
ネズミを追いかける習性がありました。
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