歯、若く保てていますか
昨日、こんなテーマのテレビ番組が放映されていました。
長寿の秘訣も歯がきちんとしていて
ちゃんと自分の歯でお食事を噛む事ができるからです。
一昨日、敬老の日でお祝いされたわたしのおばあちゃんも
78歳で入れ歯ゼロ
これは素晴らしい事と、歯医者さんにもいつも
お褒めいただいているそうです。
テレビに出演されていたおじいちゃん・おばあちゃんも
正しい歯磨きができているかというと
ハナマルとも言えず、1番大切なのは
良く噛んで食事をする
という事でした。
(もちろん、歯磨きも大切ですけどね!!)
「一口入れたら30回噛む!!」
なんて決めて
「噛む」ことばかりに集中しちゃうと
せっかくのごはんも美味しく感じませんよね
と以前もお話しましたが、この番組でも無理なく、楽しんで
良く噛んで食べるコツを紹介していました。
①噛み応えのある食材と組み合わせる
柔らかい、食べやすい食材ばかりを食べていると
噛む回数も減ってしまうので、そのような食材を食べる時は
根菜類などの繊維質の食材やたこ、じゃこなど
噛み応えのある食材と一緒に食べることで良く噛む事ができます。
②食材を大きく切る
「噛む」という行為は食べ物を大きいものから小さいものに
するために行います。
はじめから小さくしてしまうと、噛む回数が減ってしまうので
大きめに切りましょう。
③繊維に沿って切る
例えば大根は縦に繊維が走っています。
これを横に切ってしまうと繊維を切断してしまうので
「食べやすく」なりますが、繊維に沿って縦に切れば
噛む事でその繊維を切るので咀嚼回数が増えます。
④良く会話しながら食べる
会話をする事で、相手の話を聞く時は良く噛む傾向になるとか。
実験でも結果が出ていました。
⑤食事の前に「いただきます」と言う
お米は八十八と書きます。
農家の方が88日かけて丹精込めて作ったお米。
それにありがたいという気持ちを込めて食べる。
「食べる」と言う行為を意識して食べることで
良く噛む傾向になるそうです。
1食で噛む回数は
戦前は1420回だったのが、現在はなんと620回!!
いかに噛んでいないかがわかりますよね
さぁ、これからお昼ごはんという方!!
早速気にして食べてみてくださいね。
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