FUNKサイド Pt.2 | 岡村まきすけのファンク☆酒場

FUNKサイド Pt.2

と、言うわけでFUNKサイドPt.2☆

今回は、久々に色んな方にスターグラスを掛けていただいて・・・というか掛けさせて(笑)写真を撮らせていただいたので、改めてFUNKをファッションの視点から捉えてみたいと思います☆
結構とっ散らかってますのでご了承ください(笑)

まずはコチラを☆
$岡村まきすけのファンク☆酒場-チームやお
数が多かったので纏めてしまいましたが、大阪の先輩と後輩達☆(別途ご紹介します)
上段の二人と中段センター以外は初対面。役者サイドの仲間なのでFUNKとは特に無縁の方々です。
でも、こうして並べると普通に撮るより色んなもんがにじみ出てるのがようわかります☆
ここまで非日常やからこそ解放される。これが、ファンクの視覚的魅力の一つやないでしょうか?

日常と違うという意味で言うと、ゴスやらロリやらのかっこした人もたまに目を引きますが、基本的に深さがちゃいます。
根底に流れるブルースやゴスペルという゛虐げられた今からの解放゛をテーマとする音楽的ルーツにJBが持ち込んだリズム、60年代後半から70年代中盤に渡るストリート感覚(公民権運動/ブラックパワーの台頭といった要素も)から発生したFUNKは、アフリカ的な美的感覚と相まって、独創的で開放的な…まぁ、ド派手な(笑)コスチュームを身に纏うバンドが多くなります。
でも、実は昔のJBのバンドなんかはどっちかというと、カチッとしとるんですな。靴磨いてなかったら罰金とか(笑)コレは伝統的な(=白人の機嫌を損ねない)それまでのエンターテナーの常識的服装で、ジャズを考えると今も伝統として残っているものです。
音の解放に併せて衣裳も突飛になったのは、60年代後半から70年代前半の黒人の意識の変化=ブラックイズビューティフルと、サイケデリックムーブメントの影響やと思います。バンドで言うとスライあたりからか。特に僕のイチオシはバンド名からしてファンカデリック(ファンク+サイケデリック)ですしね☆
その大元となるパーラメンツ(パーラメントになる前)ですら、初めはみんなスーツ着とった位ですから。
で、彼らがクレイジーを目指し、宇宙を意識し、コミック的要素を取り込んだ75年頃には行くとこまで行ったんやないかと(笑)
$岡村まきすけのファンク☆酒場-BOOTSY
こんな感じで。
先述のJBも、この頃どんどん衣装が変わって行ったと思うので、その変遷とか追っかけると案外わかりやすいかもしれませんな。

そんな発展を遂げたファンクの衣裳ですが、今まで虐げられてたものが一気に解放されたものの、色んな不満がむしろ明確になった時代でもありましたから、アホなかっこしてるだけやないんですね。ここを形だけで入るとファンクにあらずやと思います。せやから、オモロいもんでやはり人間的に様々な経験を刻んだ人の方がスターグラスを掛けた時もパワーを発揮します。

例えば
$岡村まきすけのファンク☆酒場-はらさん
$岡村まきすけのファンク☆酒場-?さん
$岡村まきすけのファンク☆酒場-けんすけ
上の二人はハマり過ぎやし、最後のはなんか執事っぽいですが(笑)なんか問答無用☆

さて、ここから゛ケ゛と゛ハレ゛の話やら、なぜロックみたいにファッション的に根付かなかったのか書こうと思ったんですが長くなったのでまたの機会に☆

・・・今回、”大阪編”ほとんど関係あらへんな(笑)

May The FUNK Be With You ☆o☆