完走 pt.2 | 岡村まきすけのファンク☆酒場

完走 pt.2

さぁ、完璧にスッキリしてからいよいよ20km通過☆
いよいよ未知の領域!

と、言う訳で続きです☆

さて現在約半分。
この辺から気づいたんですが、沿道の皆さんとコミュニケーションを取った方が、楽しいし楽(笑)
この辺りから、少し沿道に寄れる時には、出来るだけハイタッチをするようにしました。

多少しんどくなってくるものの、まだ笑顔をキープ出来たのは、見ず知らずの派手なサングラスをかけたおっさんに精一杯声援を送ってくれた皆さんのおかげです☆

さて、ここまで順調にきた東京マラソン。トイレの心配も無くなり、このまま30kmという、当初より想定してた”キツくなるであろうポイント”まで行けるかと思いきや、それは24kmを越えた時に突如としてやって来ました。

右ふくらはぎの痛み。

今回のマラソン、実は調整に若干失敗しており、左膝と右足底に痛みを抱え、両膝、両足首にテーピングを巻いてもらって出走していたんですが、スタートからはアドレナリンも出ているのか全く気にせず走る事ができました。
が、さすがにごまかしが効かなくなったのか、突然痛み出したんです。

ここで、僕の選択肢は4つ。

1:このままのペースで行ける所まで行く。
2:一旦立ち止まってストレッチをしてから再度走り出す。
3:ペースダウンして走り続ける。
4:リタイアする。


1は物理的に無理。4は一瞬、頭はよぎりました(笑)が論外として、2は結構そこら中にそうしているランナーがいたんですが、実は僕の目標として、ゴールするのとは別にもう1つ、コース上で止まらない、歩かない、あくまで゛完走゛するというのがあった為3を選択。

まぁ、一度止まってしまったら走れないんじゃないかという恐怖感があったのも確かですが(笑)

さて24kmと言えば、銀座一帯を抜けて浅草に向かう道程。ここからの1km1kmがホンマにキツかったです。ペースを落とし、右足の負担を減らそうとフォームを若干崩したんですが、やりすぎると今度は変な体力の消耗と腰への負担が心配になり、自分の中でめっちゃ微調整(笑)
正直、゛とりあえず30kmまで行ってそこでまた考えよう゛と思って走ってました。
やがて浅草を折り返し(この辺、痛い記憶しか無し)28kmの手前辺りでふと、足の痛みを覚えて以降、沿道の皆さんの声援に答える余裕が無かった事に気付く。

痛みも紛れるかと、ハイタッチを再開すると、これが不思議な位効果テキメン☆
痛みが治まる事はないものの、大分楽になる。
まぁ、給水場でコツコツと摂取したアミノバリューの効果もあったと思いますが(笑)
とにかく、ペースを落としたし、上半身は至って元気(笑)なので、以後無理の無い範囲で応援に答える様にしました☆

いや~話しには聞いてましたが、ホンマに応援が力になる事を実感しました…が、この30kmを越えた頃から若干意識が朦朧と(笑)

そして迎えた最後の難関、入り船橋からのアップダウン。少しづつ、歩いたり、立ち止まってストレッチをしてる人が増えてきたなぁと思ってましたが、ここにきての登り坂に気持ちが折れたのか、無理をしないという戦略なのか、歩く人激増。
結構な数のランナーをここで抜く。

教訓:どんなにゆっくりとした足取りでも、走ってさえいれば歩いているよりは速い。

人生もこんな感じで報われへんかなと、朦朧としたまま思う(笑)

あ、実は個人的に登りのキツさはあまり感じなかったんですが、一部応援の方々が沿道に入れない区間があり、そっちがキツかったです。
それでも、両脇にそびえるマンションからちらほらと声援が☆
いや~、嬉しかったです!

(pt.3に続く)

マラソン前日に久々に観たKANKAWAさん☆
めっちゃ応援してくれはりました☆

折り返しの頃に聴いて元気をいただいた曲です!

May The FUNK Be With You ☆o☆