日本語教師は俳優だって誰かが書いていたのを思い出しました。
時には上手に演技するのも大事だということなんだと思います。
私のレッスンを受けてくれている学習者に面白い方がいます。
問題を解く時、一問一問に必ず合いの手というか、感想を入れてくれるんです。
例えば、
「私は沖縄に行った事があります。」
という文を完成させた後、
「あぁ、いいですねぇ。私も行きたいです。」
とか。
「富士山に登った事がないです。」
という文なら
「富士山はしんどいです。登りたくないです。」って付け加えます。
問題を解いている間はずっと独り言のようにつぶやいています
静かに解くことがないので、JLPT本番までには黙読できるように練習しないといけないなって思っています。
この前、いろどりを使って授業した時、
自分の国の季節について話すロールプレイがありました。
私: 〇〇さんの国にはどんな季節がありますか?
学習者: 私の国にも四季があります。
私: そうですか。
学習者: でも、冬が長いです。
私: そうなんですか。
こんな感じの会話が書いてありました。
役割を決めて読み終わった時
学習者が
「そうなんですか。はダメですね。」
って言ったんです
私の「そうなんですか。」に気持ちが足りないぞ!
ってダメ出しされたのか
と思って焦りました
真実は
「そうなんですか。」で話が終わるのは面白くない!ってことだったんです
ホッとしたのも束の間で、
即興で続きの会話を考えて
「雪が降りますか?」
「夏はどうですか?」
って話を続けることにしました。
テキストのその先にあるものが見えている学習者はなかなか珍しいと思うし、
私自身にそういう視点がなかったことを反省しました。
もう一人の学習者は
あまり表情に表すことなく、ゆっくり淡々と理解していくタイプです。
二人のレッスンの曜日は違うのですが、
雰囲気やペースを学習者に合わせて、自分の気持ちを切り替えるのがなかなか難しくて。
一日に何人もレッスンしている先生は本当に俳優さん並みの気持ちの切り替えができるんじゃないかと尊敬します