私がオーストラリアにいた時のことです。
日本語学校の授業が終わって、夜の9時半くらいに電車に乗るために駅に向かうと、人だかりができていました。
よく分からない私はキョロキョロ。
ようやく、電車が動いていない事に気づきました。
確か、ストライキだったと思うのですが、ハッキリ覚えていません
でも、その時「私、どうなるんやろ。」って思ったことは鮮明に覚えています。
英語が苦手な私は、毎日同じ駅から同じ電車に乗って、いくつ目の駅で降りるということが精一杯だったので、
電車が止まる→帰れない→迷子→死ぬ
って頭の中はこんな感じでした
臨時のバスが出ている事に気づいたのは、少ししてから。
なんとか、自分の家の方向の地名を見つけて、ギュウギュウのバスに乗り込見たました。
でも、どこで降りたらいいのか分からない。
降りたくてもこんなにギュウギュウじゃ降りれないんじゃないかとか考えて、
バスを間違える→降りる場所間違える→もっと迷子になる→死ぬ
って頭の中はこんな感じ。
バスの中では生きた心地がしませんでした。
夜なので、外は真っ暗。
バスの窓から必死で自分の知っている風景を探して、なんとか知ってる場所で降りることができました。
自分の家に帰り着いて、ホストファミリーの顔を見た瞬間、ホッとして泣きそうでした
私の場合、災害ではありませんでしたが、あれが災害だったらもっとパニックになっていたと思います。
私の実家は神戸にあります。
私が高校生の時に、阪神淡路大震災が起こりました。
避難所でボランティアをして、何駅も瓦礫の中を歩いて学校に通いました。
あの時は自分の事で精一杯。外国人が困ってるなんて思ってもみませんでした。
言葉が分からないと、周りの状況が分からなくて、不安になる気持ちがとてもよく分かります。
だから、緊急を要する時には必ず「やさしい日本語」が役に立つと思うのです。
たくさんの方に「やさしい日本語」を知ってもらいたいと思います。