ついに!動詞文に突入です![]()
動詞は名詞の上位語から導入します。
これまでの文の発展を見てみましょう。
りんご
↓
これはりんごです。(名詞文)
↓
りんごは食べる物(食べ物)です。
↓
食べる物はここにあります。(存在文)
↓
私は食べる物を食べる。
↓
私はりんごを食べる。(動詞文)
これまでの展開をまとめるとこんな感じになります。
食べる物、飲む物、使う物、聞く物、読む物などの上位語が理解できていれば、動詞文は展開しやすくなります。
では、始めます。
T: これは何ですか?
S: それはりんごです。
T: りんごはどんな物ですか?
S: りんごは食べる物です。
T: りんごは食べる物です。
私はりんごを食べます。食べています。食べました。
(この時りんごを食べる。食べています。食べました。の絵カードを準備しておきます。許されるなら、実際に自分で食べてもOK
)
T: 「食べます」の辞書の形は「食べる」です。
スクリーンに書きます。
食べる
| ます。
| ています。
| ました。
T: では質問。
誰が食べましたか?
S: 先生が食べました。
T: 人の質問は「誰?」ですか?「何?」ですか?
S: 人の質問は「誰?」です。
T: では、何を食べましたか?
S: りんごを食べました。
T: りんごは人ですか?物ですか?
S: りんごは物です。
T: 物の質問は何ですか?
S: 物の質問は「何?」です。
T: では、いくつ食べましたか?
S: ひとつ食べました。
T: 数の質問は何ですか?
S: 数の質問は「いくつ?」です。
T: どこで食べましたか?
S: 教室で食べました。
T: 所の質問は何ですか?
S: 所の質問は「どこ?」です。
T: 「食べました」は人ですか?物ですか?
S: 「食べました」は人でも、物でもありません。
T: 「食べました」は行動です。
行動の質問は「どうする?」です。
スクリーンに書きくとこんな感じになります。
人、物、数、所の順番は変えてもよいけど、行動はいつも一番最後だということを理解してもらいます。
T: 誰が何を食べましたか?
S: 先生がりんごを食べました。
T: いくつどこで食べましたか?
S: ひとつ教室で食べました。
T: どこで何を誰が食べましたか?
S: 教室でりんごを先生が食べました。
のようにどんどん発話を促します。
時の概念は次にしますが、もうすでに時の概念が理解できている学習者にはいつ?の質問も入れて大丈夫です。
慣れてきたら、
S1さん家で何を飲みましたか?
S2さん本を読みますか?
など、学習者自身のことを質問してもいいのですが、
まだ時の概念を学習していない段階だと、
質問がしにくいと思います。
なので、この段階では動詞を提示する程度に止めておきます。
