今日は、父上を病院へ。
個人病院から紹介された県病院へ通い始めて2度目の通院です。
実は。
「潰瘍性大腸炎」という国指定の難病と診断されました。
(かの安倍元首相もこの病気でしたよね)
来月88歳、米寿を迎える父上。
実はずっと下痢がひどくて。
あまりにもひどくて私が気づいたのが8月。
若い時から胃腸は弱く、普段からお腹がゆるかったので、あまり気にしていなかったのですが、8月は今までにないほどひどかった。
以後、トイレが間に合わないことが度々。
「下痢ぐらいで病院に行かんでいい!」と頑固に言い張っていましたが、2~3度トイレが間に合わないことが続いたときに、やっぱり病院へ行ったほうがいいよと説得し、ようやくかかりつけの胃腸科を受診。
それからは、血液検査をしたり、簡易の大腸検査をしたりしましたが、先生は、「カメラで大腸の中を見る限り、潰瘍性大腸炎に見える。でも、高齢で発症する病気ではないから、ウイルス性のものかどうか診断に悩む」との事でした。診断に悩んだ先生は、医大や県病院の先生と相談したりして、結局、県病院を紹介されることとなりました。
この3連休で、また一段と下痢がひどく、食欲も一気に無くなって、フラフラになっていたので、今日の通院で、点滴をしてもらうつもりでした。
血液検査をして、私が栄養指導を受けている間に、点滴を打ってもらうことにしました。栄養指導が終わりちょうど血液検査の結果が出たので、先生に呼ばれると・・・「う~ん、調子悪いんだねぇ。血液検査のデータが悪いから、このまま入院しようか。体力が落ちていると感染症が心配だから、病院のほうが安全だし、ちょっと点滴とステロイドを使ってぐ~っと体力回復を集中的に治療したほうが良いんだよね」との提案。
まさか今日、即入院になるとは思わず、心構えが全くできていなかったので、一瞬パニくりましたが、食欲と体力が回復するまで、集中的に治療したほうが良い、との先生の判断でした。
入院予定は2~3週間。
1週間以上入院したら、認知症が一気に進むのが心配だからと先生にお願いし、最低でも1週間、それでも回復が見込めなかったら入院は2~3週間になるよ、ということになりました。
それから点滴中の父上を説得しに、先生と一緒に処置室に行って入院してもらうことになりました。
父上もまさか今日入院させられるとは思っていなかったので、ちょっとショックを受けているようでした。
まあ、仕方がない。
食欲と体力が戻るまで頑張るしかないのです。
なんせ、軽度ではありますが認知症なので、1週間も入院したら認知症が一気に進むのが怖くて、絶対に個室がいいとお願いしました。
個室なら自由に電話ができる。一日何度でも電話して様子が分かるから安心です。
今日は個室が空いてないから、とりあえず大部屋だけど、空き次第個室に移れるように、ということでしたが、午後に着替えや手荷物を持って行ったら、個室に入れてくれていて、荷物の引き渡しにと部屋へ入れてくれることになりました。
上階なので、部屋からの眺めがよく、優雅に外の景色を眺めながら点滴していました。
面会禁止なので、着替えはナースステーションでの引き渡しのみ。
もう退院する日にしか父上には再会できませんが、毎日電話して様子を見守るしかありません。
一旦、病棟へ送り届けてから帰宅し、着替えなどを用意しました。
再度病院へ行く前に、保健所に寄って難病申請をしました。
夕方までバタバタでした。
目まぐるしい一日でした。
寂しいな~。
父上と別々に過ごすのは、6月に白内障の手術をして以来です。
ここ数か月で、激ヤセした父上。
以前はふっくらした手でしたが、骨が浮き出て見えるほどに。
早く元気になって欲しいな~。