まだ夜が明けやらぬうちの出発。
海岸線を南下する事１時間。
途中でやっと朝焼け。
日南の得意先へ人員を引き渡す約束は７時。
毎度の事ながら現場のスタートは早いなぁ～。
ところが昨日面接した作業員さんが待ち合わせ場所に、
待ち合わせの時間になっても現れない。
ま、まさか・・・。
なんだか悪い予感。
このまますっぽかされるのか！？
昨日あんなに「スグ働きたいです。以前通っていたので大丈夫です」と
やる気満々だったのに。
国富から日南。
通うにはちょっと遠いかな。
でもやる気あるし、大丈夫デスカ？、と何度も意思確認をして安心し採用へ。
しかし。
来ない。
来ない。
４０分待ってみたが来ない。
得意先の担当者に電話し、
この調子では現れないと思ってそのまま謝罪へ伺った。
担当者さんはとても温和な方で、
怒られる事なく「事故とかじゃなければいいですね、現場は今日が準備で明日からでも来て頂けるのなら全然大丈夫なので状況が判ったら電話ください」と温かいお言葉。
有難いと感謝感謝。
裏切られたショックで、人間不信に陥りそうになり、
かなり凹みながらの戻り途中。
眩しい朝日を眺めながら打ちひしがれる心をリセット。
そして夕方。
やっと本人と連絡が取れた。
「●●さん、今日はどうしました？」と聞くと
向かっていたがやっぱり遠いし間に合わないと思い途中で
引き返した、との言い訳。
約束したからには、普通、連絡を入れて遅れても行くと思うのだが。
途中で引き返したとな？？？
うむむ。
理解不能。
しかし、ぜひとも人材が欲しい得意先さんの為に、
ここは引き留めなければ。
３～４分話した結果、
どうやら遠くて面倒くさくなったらしい。
社長から得意先さんへの請求金額とウチからの支払い金額、
および上げ幅を聞いていたので可能な範囲と判断。
交通費込みで日給を１，０００円アップする事で説得。
「はい！それならなんとか通えます。頑張ります」と明るい声で返事をもらった。
先方さんにも早速経過を電話し、
明日の受け入れ依頼を細かく打ち合わせて任務完了。
ふぅ・・・・。
後で社長に報告したら、
「その金額なら全然大丈夫。とりあえず良かったね。それで行ってくれるんだったら先方さんにも喜ばれるし、良かった、良かった」と了解してもらった。
人生も、お仕事も、山あり谷あり。
明日も面接が１件、営業先のアポが１件。
頑張るぞ～～～～。