【きみの友だち】(新潮文庫 し-43-12)
∥重松 清/著∥新潮社∥2008.7∥
・・・★★★★★

「一緒にいなくても寂しくない相手の
こと。友だちって思う」「いなくなって
も一生忘れない友だちが、一人、いれば
いい」ここで流れてきてほしい曲は、
ユーミンの『Hello, my friend』自分の
子供時代を思い出し、ちくちくひりひり
しながらの読書。長く続かせるって、
なかなか難しい。愛想笑いも媚びること
もなく自分を貫き通した恵美が最後に
見た景色は・・・本当の友だちとは?
まっすぐに問いかけてくる一冊。