EMSとは?? | 西宮甲子園 KAN−MEDI.整骨院

西宮甲子園 KAN−MEDI.整骨院

甲子園唯一の女性の野球トレーナーがいる整骨院!

トレーナーの経験を生かし野球肘・野球肩・スポーツ障害・肩痛・腰痛・交通事故等の治療・リハビリもやっております。

こんにちは!西宮甲子園KAN-MEDI.整骨院の赤石澤です。

 

今日は昨日ブログにも紹介したEMSについて詳しく紹介していきたいと思います。

EMSはElectrical Muscle Stimulationの略で、電気刺激を与えることによって筋肉を動かし、収縮させて鍛えるエクササイズ機器です。元々は低周波を流して体の痛みを取り除いたり、リハビリ効果を上げたりする医療用器具として開発されたものですが、筋肉を直接刺激することによるトレーニング効果が認められるようになり、小型化も手伝って一般家庭にも広く普及しました。

 

私たちの身体の動きは、目の前に飛び出してきた物をとっさに避けるなどの反射的な行動を除いて、すべて脳からの命令によってコントロールされています。筋肉は、脳が運動神経を通じて伝えてくる「動け」という指令によって、収縮したり弛緩したりしているのです。

EMSは、こうした脳の指令に代わって、筋肉に直接電気を流すことで収縮・弛緩させるしくみです。つまり、使用者は「身体を動かそう」という意識を持たなくても、装着するだけで受動的に筋肉を刺激することができます。

 

EMSは、筋トレでは鍛えにくい筋肉を鍛えたいときや、忙しくて筋トレする時間がとれないときなどに向いています。また、日頃の運動不足の解消を考えている人や、ながら運動で気軽に体を引き締める人にもぴったりです。

一方、スポーツで優れた筋力を発揮したい場合は、脳からの指令を受けて素早く動く敏捷性や、力を発揮し続けるための持久力の向上が不可欠です。脳からの指示をショートカットして手軽に筋肉を刺激するEMSだけでは、筋力を鍛えることはできても、総合的な運動能力を得ることはできません。

いわゆる筋肉をつけたい人や運動能力を高めたい人は、スポーツジムなどでの筋トレを中心にしたほうが良いでしょう。一方、余計な肉が気になってきたり、運動不足を感じていたりする場合は、気軽に取り組めるEMSが有効です。

どちらも筋肉に働きかける「運動」であることに変わりはありませんが、目的に応じて使い分けることをおすすめします。