昨日、スパーズVSピストンズの試合を観戦したのだが、MVP争いが面白い展開になったと感じた。
今回は現時点でのNBAのMVPは誰が相応しいのかを語っていく。
まず、昨日の試合結果について書いていく。
スパーズが114点を取って勝った。
スパーズはエースのウェンバンヤマがピストンズのインサイドを封鎖して21得点17リバウンド6ブロックを決めた。
ピストンズはエースのカニングハムが16点を決めたがFG%が悪く上手く得点出来なかった。
逆にデューレンはインサイドに課題があるスパーズディフェンスを翻弄して25得点7オフェンスリバウンドを取る大活躍をした。
スパーズがこの試合を勝てたことは非常に良かったが、この試合はある意味MVPレースの格付けを示すようなものであった。
ピストンズは昨日のスパーズ戦から3月6日のスパーズ戦までウェストやイーストとの強豪チームとの試合が何試合も控えていたのだ。
それはつまり、ケイド・カニングハムが今季のMVPレースにおいて相応しいのかを試される試合だということである。
スパーズは昨日のピストンズ戦に勝ったことで連勝記録を維持しただけではなく2月無敗を継続した。
ピストンズはと言うと、今月はケイドにとってMVP候補だということを証明するための大事な月である。
今月のピストンズは既にナゲッツや最近調子が良いホーネッツ、ライバルのニックスとの試合があり勝っている。
カニングハム自身も自分はMVPに相応しいと語っていたが、昨日の試合で出鼻を挫かれる結果になってしまった。
まあピストンズはスパーズとの試合が来月にまたあるためそこで勝てば良いのだが、ケイドにとっては3月6日は非常に重要な試合になるだろう。
昨日はスパーズのキャッスルに完璧に抑えられ、ほぼ自由にさせてもらえなかった。
これはMVP争いにとってはネガティブな結果である。
何故なら、他のプレイヤーたちもそれなりに結果を残せているからである。
個人的にMVPの評価基準として最も重視しているのが勝率である。
MVPやDPOYなど色んな個人賞があるが、MVPはチームへの影響力が一番大事だと思っている。
何故なら、バスケとは個人競技ではないからだ。
チームプレーが良く無ければ勝てないからである。
チームが勝つためにはスター選手以外の活躍も大事になるのだが、そのチームを牽引するスターが注目されるべきだと思う。
NBAのレギュラーシーズンにおいて勝率が高くてスタッツもトップレベル、試合でのインパクトは非常に重要になるだろう。
個人的な視点で考えると、現時点で候補に挙げるとすればサンダーのSGA、ピストンズのカニングハム、スパーズのウェンバンヤマ、セルティックスのブラウンだろう。
何故ブランソンやドンチッチ、ヨキッチを候補に挙げなかったのかを話していく。
1.現時点で20敗以上しているから
そもそも現時点でピストンズやサンダーとはゲーム差6以上離されているのだ。
バスケはチームプレーという話をしたが、ヨキッチやブランソンがチームを引っ張っているのはわかるがゲーム差が6以上は流石に同じ土俵には立てないだろう。
ドンチッチなんかは正に典型的なスタッツ稼ぎの選手であり、彼の影響力でレイカーズが勝てているわけではない。
ヨキッチはチームの影響力は絶大だが、それでも現時点ではゲーム差8も離されている。
アーロン・ゴードンの離脱で苦しいシーズンを送ってはいるが、それはサンダーやスパーズも同じである。
現にサンダーは大黒柱のSGAが離脱している中でも勝ちを掴んでいる。
ヨキッチをスタッツ稼ぎとは言いたくないが、MVP争いの土俵に入るには少し物足りないとは思う。
ナゲッツが19敗くらいならば個人的にはMVPレースの候補に挙げていた。
ニックスの場合はブランソンの奮闘もあるが彼自身だけのおかげで勝てているわけではない。
勝ちは多くても不甲斐ない試合が結構あり、ブランソンの名前がMVPレースに入ることは難しいだろう。
2.インパクト
チームへの影響力である。
ヨキッチはスタッツは良いが勝てない試合もあり、実際のところ衰えも見え始めている。
未だにトリプルダブルを連発しているものの、スタッツだけのインパクトがあるだけで試合での貢献度はすごいわけではない。
ドンチッチもスタッツ稼ぎであり、チームへの影響力があるというわけではない。
レイカーズは格下相手に勝てているためウェストのプレーオフ圏内にいるものの、上位対決では成績は全然良くない。
自分はスパーズ戦しか見てないが、レイカーズ戦を見る限りは総合力でスパーズが劣っているようには全く見えない。
ドンチッチは得点力は素晴らしいが、それが勝ちに繋がっていると言われると違う。
例えは悪いが、一年目のウェンバンヤマみたいな感じである。
スタッツはルーキー離れしているが、チームは勝てているわけではなかった。
レイカーズ戦を見ているとドンチッチのワンマンショーであり、MVPに相応しいか疑問に思うプレイもあった。
ニックスは先程も書いたが、ブランソンだけでどうにかなっているわけではない。
そう見るとブランソンのMVP候補は難しいと思う。
ニックスは西高東低のイーストで3位のためインパクトも薄い。
そう考えるとヨキッチはまだ可能性はあるものの、ドンチッチやブランソンは除外せざるを得ない。
個人的にトータルで現時点でのMVPに一番相応しいのはSGAである。
スパーズ戦だけで判断するが、他のチームメイトが不甲斐ないプレイをする中でシェイだけは凄かった。
今季4度目のサンダー対スパーズの戦いを見ていたが、SGAの無双が凄かった。
これを毎試合見せているわけであり、シェイが2年連続のMVP受賞は誰も文句を言わないと思う。
しかしながら、あくまで現時点でのMVP候補である。
サンダーがもしスパーズと順位が変われば見方も変わる可能性はある。
スパーズはウェンバンヤマの存在がすごい。
オフェンスは発展途上ではあるが、ディフェンスはNBA唯一の選手と言わざるを得ない。
DPOYは出場試合数を下回らなければ確実だろう。
ウェンビーが明日以降もマブスとの開幕戦のような破壊的なプレイを連発すればMVP候補のトップに名を挙げるのも現実となるだろう。
ピストンズは明日のサンダー戦次第ではある。
カニングハムがサンダー相手にどれだけパフォーマンスを発揮出来るか?である。
サンダーとは負け数が今同じのため、明日の試合は事実上の頂上対決である。
その中でカニングハムがサンダーを翻弄出来るかが鍵だろう。
昨日のスパーズ戦みたくキャッスルのような選手に抑え込まれて上手くプレイ出来なければ印象は悪くなる。
そうなると、サンダーのSGAかスパーズのウェンバンヤマに絞られるだろう。
個人的にはウェンバンヤマはMVPに相応しい活躍をしているとは思っていない。
先ほども書いたが、インパクトやスタッツを見てもシェイの方が相応しいのは事実である。
だが、サンダーとスパーズは今季5回対戦してスパーズが勝ち越している。
ウェンビーが暴れたから勝てたわけではないが、チーム成績だけ見ると見劣りするのは事実である。
まあ、SGAもウェンバンヤマも残り数試合しか欠場出来ないし、ヨキッチはあと1試合でMVP資格がなくなるため、今後の内容を考えるとケイドになる可能性はある。
個人的願望はスパーズファンとしてウェンビーの受賞を期待したいが、現実的にはSGAの連続受賞が濃厚だと思う。
今後のNBAの試合がますます盛り上がるだろう。