バイクの記事を残したくて始めたこのブログですが、いよいよ寒さが辛いのとコロナ自粛で外出を控えているので、先月の12月13日以来バイクに乗れてないです。
という事で、バイクとは一切関係ない記事ですが、備忘録として自宅キッチンの蛇口(混合栓)をDIYで交換した記事を書いてみました。
我が家は今年で築25年、キッチンの混合栓は随分前から根本あたりから水漏れがしていて、混合栓から漏れた水が左右に流れない様に苦肉の策でモールを貼り付けていました。
流し台の下は、最近では見ないであろう銅管の配管がされています。
そして混合栓の根本を固定しているのは、なんと38mmの大きなナットで、しかも周囲がメチャクチャ狭い。
これまでDIYにチャレンジできなかったのも、このでかいナットへの対処法が判らなかったのであきらめてました。
Youtubeで検索したら、ほぼ我が家と同じような構成で、混合栓を交換したという動画を見つけました。
この動画には、このナットを外す特殊工具の品番が掲載されていたので、早速ネットで購入しました。
届いたのがこちらです。
KVKのKPS955という特殊工具です。
工具も揃ったのでネットで混合栓を検索し、安めのこの商品を購入しました。
KVKのKM5011Tという混合栓です。
吐水口の先端が伸びるタイプとか、浄水器が内蔵されているタイプとか色々種類はあったのですが、とりあえず安くて最低限の機能があれば良いかなという事でこちらにしました。
というよりも機能が付くほど値段が高額になるので値段に負けました...
銅管だった部分は当然最近のフレキシブルなホースタイプになりました。
取り付け部品も特殊な工具が不要なタイプです。
早速特殊工具で38mmのナットを回してみました。
意外に簡単に回り、無事にナットが外れました。
無事にでかいナットが外れたので、混合栓を外す事に。
ところがここで想定外の大きな問題が発生しました。
なんと流し台下の水側の止水栓が根元から崩壊して大量の水が吹き出してしまいました。
慌てて外に出て水道の元栓を閉めました。
実は画像のお湯側が今から17年位前に同様の事態が発生して、この時は知り合いの水道屋さんに急遽連絡して修理して貰ったのですが、まさか水側も発生するとは!
気を取り直して、とにかく古い混合栓を取り外す事に。
水道の元栓を閉めているので洗濯どころかトイレも使えないので、作業をさっさと終わらせないと。
参考にした動画では、銅管をウォータープライヤで束ねて別の人に上から抜いて貰っていましたが、今作業してるのは自分ひとりだし面倒なのでジグソーで銅管を一気に切断しました。
無事に古い混合栓を外す事が出来ました。
崩壊した周囲をカッターで切り抜いて状況を確認してみました。
ニップルと呼ばれる部品の先端が完全に腐食している事が解りました。
腐食したニップルをウオータープライヤで挟んで外しました(写真中央)。
止水栓とニップルを持って急遽近所のホームセンターへ行き、同様の物と、シールテープを購入しました。
ニップルを並べてみました。
古いニップルは内側に塩ビがコーティングされているタイプで、その周囲が腐食してちぎれた様です。
部材は揃ったので、いよいよ混合栓の取り付けです。
新しい混合栓の取り付けは工具不要でとても簡単でした。
ニップルにシールテープを巻き、止水栓を取り付けました。
シールテープはどれだけ巻けば良いのか判らなかったので、Youtubeで検索して参考させてもらいましたが、3巻きで良いという動画もあれば7巻きが良いという動画もあり、自分は7巻きしてみました。
ようやく交換作業完了です。
しばらく様子を見ましたが、ニップルや止水栓からの水漏れは無さそうです。
部品を買った時に、ついでに浄水器もリニューアルしました。
今回のDIYでは想定外の事が起きてしまいかなり焦りましたが、なんとか無事に混合栓の交換ができました。これでしばらくは水漏れに悩まなくて済みそうです。
水漏れも無いし混合栓もピカピカで、やっぱり良いですね!
ただ、これまでのレバーは古いタイプだったので、流水と止水の方向が逆で気を抜いていつも通りにレバーを操作すると、水を止めるつもりがドバッと水が出て慌てます(汗)。
しばらく慣れが必要かも知れません。
ネットで調べたらニップルとかの寿命は10年~15年らしくて、お湯側のニップルは交換後17年も経っているのでもうやばいかも知れません。
近いうちにお湯側もDIYで予防交換しようと思います。
バイクにも乗れてないしバイクのメンテナンスとかで工具にも触れて無かったので、久しぶりに工具に触れて、色々と大変だったけど楽しかったです!