おまえも早く
正気を失え！
あなたはこの言葉を聞いて
どう感じるだろうか。
先日、千年医師物語 という映画を見た。
↓ ↓ ↓
史実に基づいたお話ということもあり
歴史的な背景を垣間見ながら
その時代の様々な立場にいた人たちの感情を
感じられる興味深い映画だった。
映画の終盤で
宗教的なルールをおかし
ペルシャで初めて遺体の解剖をした主人公
このことがバレて一度は処刑されそうになるが免れる。
投獄されている間
誰よりも才を認めていた師匠は、
自分の未来、自分の命をも省みず、『救いたい』という想いがゆえに、体の内側を見たいという欲望を抑えきれなかった弟子(主人公)に、聞く。
それで どうだったのだ？と。
弟子から
今まで大事にしてきた書物や
師匠が書き残した書物にあるものとは
全然違っていた！という弟子の言葉に
師匠の抑えきれない欲望にも火がつき
牢屋の中で語り明かす。
その後、王の命を救うべく処刑を免れた二人は、主人公の解剖図を元に虫垂炎の手術に挑む。
解剖をしたことにより見放された仲間を呼び寄せ手術の手伝いをお願いするも
こんなの正気じゃない！
あなたたちはどうかしている！
そう言って 部屋を出ようとする仲間に
師匠は言う
そうだ！正気じゃない。
おまえも早く正気を失え！！
その言葉に引き留められ
その言葉にハッとし
その言葉に自分の欲望を刺激され
その仲間は手術を手伝うことになる。
という場面が描かれていたんだけど
この
早く正気を失え！
というセリフと意味のわからないルールから解き放たれ、一人でも多くの人を助けたいという本当の望みを思い出し、真実に目覚めた師匠の姿の描き方が、めちゃめちゃ秀逸で、このシーンを見るために導かれたかと感じるような映画でした。
今 まさに 同じような状況が世の中にみられるからこそ、正気とはなにか？をそれぞれが考えないといけないと思うし、もしかしたらそれは、
今まで正気だったものが正気じゃなかった！という人生をひっくり返すような気づきに繋がる可能性があるんだということをお伝えして
また、目覚めのエッセンス満載なこの映画をオススメして、今日は終わりにしようと思います😊
ではでは
今日も1日 いい気分でいきましょ♪
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