CMで気になっていたチェンジリングを観ました。
アンジーあいかわらず美しいです。
美しすぎて、ちょっと、コワイです。
アイラインと赤い口紅の強調がスゴイ・・・。
映画全体の雰囲気は重く、暗めな時代背景を感じました。
アメリカで80年前に実際に起きた事件を元にした映画です。
『チェンジリング』とは、「取り換えられた子供」の意味。
当時の警察の腐敗した権力と戦う母親アンジー。
母親からしたら、戦っていたわけではなく、ただただ自分の子供を捜していたわけですが
権力と戦うのは心身ともにツラいこと。
(暴言吐かれたり、一方的に精神病棟へ入れられたり。)
しかし、何を言われてもグッとこらえるアンジーの演技はかなり惹きこまれます。
こういう強さが、母親の強さなんだと思います。
でも、精神病院で医師に「Fuck you!」というアンジーは気持ち良いです。
上の写真の悪者警察役の彼が、ちょっとオードリーの春日に見えてしまいました。
いけないいけない。
なんか
男は理屈や理由から行動する。
女は本能と感情で行動する。
っていう男女の側面が出てる感じだなーと思いました。
ラストのアンジーのあのセリフで終わらすあたり、名匠クリント・イーストウッド監督って感じデシタ。
非常に余韻が残る映画です。
星5つ ★★★★★