暑くて溶けそう、というか干乾びそう。
朝起きて、バックヤードへの窓を開けても、まったく爽やかじゃない今日この頃。
残暑がbackdraftでやって来たって感じです。
子供たちを送り出してから犬のお散歩に行っても、かわいそうにもう暑くてハーハーいってるし。
夕方も陽が落ちて暗くなる前に、でも暑すぎない時間帯っていう絶妙なタイミングで行かないと、犬たち（と私）の命の危険に関わりかねないです。
熱中症で倒れるか、暗闇でコヨーテに襲われるか。
先日も、前からズンズンとコヨーテが近づいて来てめちゃくちゃ怖かったです！
あの野良犬と狼を足して二で割ったみたいな（そして少し狐の要素も）、動物界における反社会的な存在
まだ犬一匹だったら抱っこして逃げれるけど、二匹だと一匹抱っこしてる間にもう一匹が走って行ってって収集付かなくなります。
その上、この前左足の小指をドアの隙間に挟んでしまって、満足に歩けないのに。
そして、暑いからって（そして、小指が腫れてて靴下も靴も履けないから）サンダルで来ちゃって、コヨーテから走って逃げる自信なし。
うちの犬はアホだから、自分より何倍も大きいコヨーテに向かってキャンキャン吠えて刺激するし。
なんとか命からがら逃げて来ましたが、これからはポケットに拳大の石
を入れてお散歩に行った方がいいかもしれません。
でも、球技
が壊滅的に苦手な私はコントロール皆無で、多分投げても当たらなさそうです
昨日は、上の子を妊娠中から知ってる大好きなお友達夫婦がミシガンから遊びに来てくれました。
すごく話が合って、話が尽きない二人は70代。
子供の頃から親戚の家に遊びに行っても従兄弟たちと遊ぶより伯母たちと話す方が楽しかった私。
子供が苦手なわけだわ
うちはコーラを飲まないのですが（子供の頃、「歯や骨が溶ける」と脅されたトラウマが・・・）、彼らは「メキシコ産のガラス瓶入りのCoke」が好きって聞いてて、あと、Tejavaのアイスティーも好きなので買いに行きました。普段ソフトドリンクを買わないので、まずスーパーで売り場がわからないで挙動不審にウロウロしていたら店員さんが親切に教えてくれました。「『メキシコ産のガラス瓶入りのCoke』を探しているんですけど・・・」って言ったら、すぐに案内してくれて、「やっぱりCokeはメキシコ産が一番ですよね！」って言ってて、「何がそんなに違うんですか？！」って聞いたら、アメリカ産のように人工甘味料を使っていなくて、メキシコ産は本物のサトウキビからできたお砂糖を使っているらしいです。同じコーラでもそんなに違うんだ。奥が深い・・・。人工甘味料も嫌だけど、角砂糖16個分も嫌だなぁ・・・。もうペリエでよくない？
旦那さんの方が、Cool Hand Lukeっていう映画がすごくいいから今度観てみて！ってお勧めしてくれて、たしか、Serendipityって映画でJohn Cusackがいい映画だって言ってた、って話になって、色々な映画の話をしてたら、奥さんの方がちょいちょい全部の映画のネタバレをしてきて面白かったです
そういえば、彼女は一緒に映画を観に行ったら（たまたま彼女はもう観た映画だったけど、私と一緒にまた観に行ってくれました）、「次はこうなるのよ！」って囁いてくる人だったな、って
でも、すっごくいい人で、とっても仲良し！
始終和やかに会話していたのですが、彼らのお友達の息子さんが行った大学がインディアナ州だったかペンシルベニア州だったかで揉め出して、旦那さんの方が、「いくら賭ける？」って言い出して、「僕は$1M」って。そしたら彼女も負けてなくて（ついさっきまで、彼女がリアルレインマンっていうくらい記憶力が良いって話をしていたのもあってか引くに引けなくなって）、"Make it $2M" ですって。そしたら、彼は、"$5M!"ってなんなのこのふたりは？！
目の前で繰り広げられるクリスティーズでのバンクシーのオークション状態。Hostileな雰囲気が気まずいし、自分の家なりホテルでやってって感じでした
話題を変えて別の話をしていたのですが、おもむろにスマホで何か検索している旦那さん。
何かを確認すると、そっとスマホを置いて私たちの会話に加わる。
あれ？って思ったけど、もう触れてこないならこの会話は終わったことでいいやってほっとするのも束の間、数分後に彼女が立ち上がったと思ったら、スマホを持って戻ってくる。
"I want my $5M"ってFBを検索し出す彼女。
もう、いいって・・・
鬼の首を取ったかのようにペンシルベニア州の大学だったと彼に見せつける彼女。
なんかわかんないけど言い訳してる彼。
$5Mをしつこくせがむ彼女。
スルーする彼。
たしか、先日結婚50周年を祝ってたと思うからただのbickeringだと思うけど、ハラハラしました
ま、こういうときって大体女性の方が正しいんですけどね
私も、誰に対しても、いくら自分が正しいと思っても、周りの人に気を遣わせないように引くところは引いて流そう
と心に誓った教訓でした。
このケースはまだ本当に「正しい」答えがあったけど、自分が「正しいと思っている意見」とは違った（ときには正反対のことも）、相手にとってはまた別の「正しいと思っている意見」があるので、いくら自分の中では「当たり前だよね」って数式のようにロジックで完結してても、育った環境、文化、宗教、置かれた立場等が違うと最初の前提から違うので、それを押し付けるのも、悲しいかな、分かり合えるのも無理だなって。前は、違う意見も理解したくて躍起になって自分の中にダウンロードして、インストールしてみようと思ってたけど、OSが違うので無理って感じ。
理解できるって思う方が傲慢だったなって。
理解しようとするよりも、受け入れた方が楽だし平和。
理解しようとするだけならまだマシで、「こうこうこうだから、私の意見の方が正しいでしょ？だから、あなたもその意見は捨てて、私の意見に賛同すべき」ってconvinceしようとしてたマキ教のmissionary
でもでも、だって、インターだとディベートとかエッセイライティングとかそんなんばっかりだったんだもん。それで評価されるので・・・。
よく日本の教育は詰め込み式で自分の意見を持てなくなるって言うけど、如何にロジカルで説得力のある論文を書かせるかっていうインターの教育も人間性において少なからず弊害があるということで、ゴニョゴニョゴニョ・・・
立場や意見の相違といえば、もし結婚してなくて、子供がいなかったら、こういう感じになってたんだろうなって、自分のパラレルワールド？ってくらい何度も見ちゃいます
そして、こういう自分がきっと大好き
でも、絶対毎年年末に友達の家族写真のホリデーカードを見て落ち込む
子供産んでも産まなくても、どっちも大変だし、どっちも幸せ。
私にとっては今の母親という状態がデフォルトじゃなく、こっちの方がしっくりくるんだけどな・・・と友達の家に泊まりに行ったまま帰って来ない上の子に、GPSで居場所は分かっているものの「何時に帰ってくるか連絡しなさい」とテキストしてるstruggling momな土曜日でした