元のレシピはスズキ。

白身魚であれば何でも合うが、黒ムツがお気に入り。

我が家のスペシャリテです。

 

【材料】4人分

■魚

  •  黒ムツのフィレ(80g) 4枚
  •  バジル 4枚
  •  オリーブオイル

 

■リゾット

  •  米  200g
  •  赤パプリカ 1個
  •  玉ねぎ  60g
  •  白ワイン 60㎖
  •  フォン ド ヴォライユ(鶏出汁)800㎖
  •  パルミジャーノ 60g
  •  無塩バター40g

 

■ソース

  •  白身魚のアラ 200g(平目、舌平目が良い)
  •  玉ねぎ  1/6個
  •  セロリ  1/4本
  •  ネギ   1/6本(あればポロネギ)
  •  にんにく 1/2片
  •  トマトペースト 大さじ1/2
  •  白ワイン  50㎖
  •  塩、胡椒
  •  カイエンヌペッパー(粉末の唐辛子)

  A)

    ・水    400㎖

    ・乾燥タイム・乾燥オレガノ・

    ・フェンネルシード・粉末サフラン 

          各小さじ1/2

    ・八角   1/2個

 

【作り方】

■魚

 ①黒ムツをバジルとオリーブオイルに漬けてマリネにしておく。

 

 ②塩、胡椒をして、皮目を下にしてグリエする。

  *グリエ:

    凹凸のある鉄板で、高温で火を通すこと。

    油は鉄板に敷かず、焼く前に具材に油をかけておく。

 

 ③指で押して弾力を確認し、7〜8割焼けたら裏返す。

  火が通ったら暖かい場所で休ませておく。

 

■ソース

 下準備:

  •  魚のアラは鮮度が大事。
  •  魚のアラは、残っている内臓や血の塊を取り除く。
  •  中骨は2〜3ヶ所切り込みを入れて、血が出やすいようにしておく。
  •  頭と骨を約20分流水にさらし、水気を切る。

 

 ①鍋にA)のサフラン以外の材料を入れ火にかけ、

  水に香りを移す。

  香りが出たらサフランを加え、火を止める。

  *サフランは香りが飛びやすいため最後に加える。

 

 ②別の鍋にオリーブオイルを入れ、

  エマンセした玉ねぎ、セロリ、ネギを炒める。

  *エマンセ:

   繊細な薄切り

 

 ③野菜に十分火が通り水気が出たら、

  白身魚のアラを加え、よく炒める。

 

 ④白ワイン、トマトペーストを加え、

  汁気が無くなるまでよく煮詰める。

 

 ⑤①の液体を濾しながら④に加え火にかける。

  味が出たらミキサーにかけて漉す。

  *ミキサーで野菜や骨の中の出汁を出しきる。

 

 ⑥煮詰めて塩、カイエンヌペッパーで仕上げる。

  とろみが足りない場合はコーンスターチを加える。

 

■リゾット

 ①鍋にバターを入れ、エマンセした玉ねぎを炒める。

 

 ②香りが出たら米を入れバターを吸わせるイメージで炒める。

  火が通ったら白ワインを入れて一煮立ちする。

  *白ワインを入れるタイミングは、

   米を指でつまんで熱い!と感じるまで。

 

 ③フォン ド ヴォライユを加えながら火を通す。

  *常に米が出汁でかぶっている状態を保つよう、

   出汁を随時加える。

   (米の上1cm以上を目安に保つ。)

 

 ④米を煮ている間に赤パプリカのピュレを作る。

  赤ピーマンはさっと炒めてミキサーにかける。

  *軽く火を通すことで青臭さが消える。

 

 ⑤米に火が通ったら(約15分が目安)、

  赤パプリカのピュレ、パルミジャーノレッジャーノを

  加えて仕上げる。

 

■盛り付け

 皿に半量のリゾットを敷き、その上に魚のグリエを乗せる。

 リゾットの周りにソースを流して完成。

 

 *残り半量のリゾットはお代わり用♪

  添え物のリゾットですが、

  もっと食べたいとリクエストを頂くため、

  いつも多目に用意しています。