富士山五合目試走つづき
へろっへろで佐藤小屋に着いたのは、スタートから約3時間後。
9時15分に市役所を出発、どんなに鼻ほじって上っても12時には着くだろうとタカをくくっていた自分を激しく殴りたい
すでに涼しい顔をしてコーラを完飲していたひさよパイセンとロッタちゃん。いずれもてっぺん一年生と富士山登山競走新入生。かくゆうわたしは10年選手。下剋上はなはだしいわ
もー遊んでやんねーw
30分ほど休憩した後、今度はひたすら下りの復路。
これがまたさらに地獄でして
とにかく山の下りが下手すぎてですね。あっという間に一年生も新入生も未就学(はちさん)も、見えなくなるという事態に。
もーーーぜってー遊んでやんねーー
そうしてひとりでひーひー下っていると、前から上ってくる女性ランナーさんが。ん、この方、どこかでお目にかかってる?
あ、毎年富士山でしか←会わない登山競走のベテランさんだ!
毎年試走や大会のときだけ富士山麓でお会いする、すっかり顔なじみの女性。いっつもするすると登山パーツでパスされて、ほぼ毎年完走されているんだよなー
わたしもそれにあやかりたい!
また7月ここで会いましょう!
そうしてまだまだつづく登山道。
三合目で待ってくれていたため、ようやくみんなに追い付けたかと思いきや、やっぱりすぐに離されまくり。
もーーーぜってー(略)
おいてかれてる図
みんなを待たせまくりながら、山道を終えて林道を下り、さらにがっつり遅れをとりつつ中の茶屋での休憩を挟み
先輩の屍をこえていく下級生たち←
富士山駅までのロードも終了。
ふーーーー
おわったーーーーヌケガラ
そっからタクシーで芙蓉の湯まで移動(1000円)。徒歩で15分ほどということですが、もうそんな気力はありまてんw
15時半お風呂イン、16時半アウト
セブンイレブン寄りつつ富士急ハイランドのバス停へ。
17時17時発横浜行きのバスで帰路につきましとさ。
(確か昨年の本レースの時も同じバスだったような)
とりあえず終わった試走会ですが。
やっぱりおもう。いつもおもう。
なぜか試走するほどにてっぺんが遠くなる
改めてあのキツさを体感すると、馬返しまで65分?五合目まで2時間10分?(いずれも完走目安)
そしてそこからさらにてっぺんまでトータル4時間30分で駆け上がるなど、100回生まれ変わってもできる気がしねー!
もうここまできたら目標はひとつ。
「気がすむまでやり切ること」
もうね、勝っても負けても重きをおくべきは自分の気が済むかどうか。「もうこれ以上できません!」てとこまで自分自身、納得できたらそれでいいかなと。
てっぺんとるのはそこまで甘くない、10年選手のわたくしめ、残念ながらもうそれは痛いほどわかりすぎているのです。
ただ、こうしてしつこく峠に行ったり坂練したり山活したり、そんな日々が純粋に楽しいから。
夢を追っかけている毎日が、単純に満たされているから。
その日まで夢をみさせてくださいな。
しつこさと可愛さだけが取り柄のわたしをあと一か月、苦笑いで見守っていてください。(だれが)
試走レポおしまい!
ありがとうございました!