スパトレだの富士登山だの、ホントしつこくてすみません。まあ、いずれも夏までの期間限定、ご容赦いただきたく存じますm(__)m
というわけで、うっかりエントリー合戦を制してしまった第69回富士登山競走五合目コース。
昨日、いよいよ現地トレーニング。満を持して富士山に行ってまいりました。
昨日5月7日に、富士山に行くことは前々から決めてはおりましたが、天気を見ると直前まで、五合目には『登山には向きません』的な不穏な予報が出ておりまして、見ると風速20m、気温7度。いや、それ登っちゃダメでしょう

富士登山競走を統治下に治めるサワ閣下に相談したところ、
『風速20mの場合は即時帰還。各々安全に帰して速やかに下山せよ』
との発令が。わたし自身もすっかりその気で、鍋割山の疲れもあるし(の前のタマリバ30の疲れも。てか富士五湖の疲れか?混乱w)そん時は馬返しあたりで引き返してこようかなどと、のんきに構えていたところ、
なにこの、天気。ピーカンじゃね?

本番のスタート地点となる富士吉田市役所前。日和る理由なく全く無傷でスタートです。
まずは金鳥居と言われる、大きな鳥居に向かってざくざくと。
そのままロードをざくざく登り、ドン突きを左に曲がって、しばらく進むと右手に現れる登山道。
(一部富士五湖で走ったとこも通るらしい)
だんだんと傾斜もキツくなり、当然ながらアップしかない坂道に、うんざりしながら、少し歩いたり走ったりを繰り返しつつ、
くそー、誰だよ‼︎ 富士登山競走なんか、出ようとか言ったやつ‼︎
などと若干ココロがやさぐれそうになった頃

あれ、
馬返し?
やったー。
これが噂の馬返し

あたし案外デキル子ちゃん♪
が、このぬか喜びがまずかったw
そもそもこの日は馬返しあたりでおしまいにしよーと思ってました。五合目はコンディションも悪そうだし、ろくな防寒着もないし、何よりあたし、先日の鍋割山(だかなんだかいつぞやの)疲れが全く取れてないし、
なのに
なのに
なんつーか、こう、好奇心ていうんでしょーか。怖いもの見たさ。この先どーなっているか、
などと、
思ってしまったわたしがバカでした。
もう少しだけ行ってみよー
まだ風も弱いしなー
あ、ここ、ランスマでハブちゃんが鏑木さんから端っこ通れと教わってたとこだー
もう少し行ってみるか‥
さ、三合目。
毎度のことですが、登山とは、
登り始めたら登るしかないし止めたところでまた自力で下るしかないのです。
結局、ここまできたら引き返すわけにもいかず、五合目は風速20mという予報にビビりながら
四合目
まだかよ?
とよろよろしていると
てか、ランスマで観たゴールとはなんか違う?
あれ、ここにも五合目の看板?
ちょ!
富士登山競走のゴールは?
さらにざくざく
ま、またしても、ここにも五合目が⁈
なにこの五合目トリッキー‼︎

結局、どこが富士登山競走のゴールかもよくわからないうちに、五合目の山小屋到着。
もはや、完全、心身ともに売り切れ。
ゴールの達成感もむなしく、そのまま、五合目のレストハウスまで2キロほどとぼとぼと。
※既出w
五合目のドライブインは登山道とは別世界の平和さで、のんきにお馬などもおりました。
そして、吸い込まれるようにレストハウスへ。
ご褒美の富士山メロンパン。うまー

結局、ここからはバスで下山。1時間に一本しかないバスをちょうど見送ってしまったため、かなり待つ羽目に。もしかしたら五合目の佐藤小屋から引き返して足で下山しても、そんなに時間が変わらなかったかもなぁという印象でした。元気ならねw(五合目から富士山駅までバスで40分くらいかかる。でもって1500円くらい?たけぇなw※パスモ使えます)
予定では、富士山温泉にいくところ、ちびちゃんのシンデレラタイムがあるため断念し、駅前でほうとうを食べてプチ打ち上げ。
とりあえず、そのうちみんなで行くだろう富士登山競走の試走のための試走、に行く前の試走、くらいの位置付けでしたが、
いやー、富士山、コワイ!
ぶっちゃけあたし、舐めてました。
もう少し馬返しからも走れると思っていたし、馬返しまでも歩くほどではないとタカをくくっていました。
いや、あれ、走れませんて。いや、走れるヒトは走れるのか?いや、あたし、ヒト科だけど、馬でも引き返すよーな道、走りたくありませんて。
結局今日はスタートの富士吉田市役所から、休憩入れて3時間ほどかかりました。
かりんと饅頭削って、
実は三合目で大福食べてた休憩も省いて、
もう少し歩かず走ればなんとかなる?
とも全く思えず

先日のトレイルといい、なぜ走れば走るほど本番が不安になるのでしょう

万一うまいこといって今年五合目クリアしても、頂上コースとか絶対いける気がしません、行こうと思える気がしません。
閣下、こんな不詳の歩兵ですが、わたしにもいつか頂上まで登れる日が来るのでしょうか(トオイメ)
超絶不安。
遥かなる富士。こっちの闘いも始まったばかり(そればっか)